京都では祇園祭の前祭の山鉾巡行が行われております。
先頭の長刀鉾が四条高倉からゆっくりと麩屋町通りまでやってくると、通りに張られた縄をお稚児さんが切って進んでいきます。
天気は、雲がありますが晴れており、少し暑いくらいですが見ていて汗が吹き出ると言うようなことはありません。
ただ、歩道ではたくさんの人が見ておられるので、こちらは多少熱気がこもっています。
観光の皆様が手にした団扇をパタパタと振って扇いでおられました。
大きな長刀鉾が先頭を進んだその後ろ2番目は、今年は蟷螂山でした。
蟷螂山は屋根の上の蟷螂の手と羽、下に見える車輪が動きます。
ほっそりした蟷螂の手と羽が動いているのが少しかわいらしく見えます。
山鉾の順番は先頭の長刀鉾とあと何基かは順番が決まっているのですが、それ以外は、毎年、くじ引きで決めます。
昔(室町時代)、それまでは順番でけんかになることが多かったために、くじで決めるようになったとのことです。
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毎年、この頃になると梅雨が明けます。
祇園祭の宵々山から巡行の間に、毎年、梅雨明けを知らせるように鳴る雷と夕立は今年もありましたので、まもなく梅雨明けも近いのでしょう。
そして、梅雨が明けると丹波大納言の種まきが始まります。
ここ数年は不作続きで、昨年は史上最低の出荷量を更新してしまうほどの不作となり、お客様には大変ご迷惑をおかけしている状態ですので、今年は何とか良い作柄になるように祈っております。
そこでこれらの情報をまとめました豆類情報を令和元年7月17日に発行しました。
内容は下記の通りです。
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令和元年7月17日版 豆類情報
丹波大納言まもなく種まき
○丹波大納言まもなく種まき
○丹波地方の作付面積は横ばい?
○天候次第・・・
○北海道産豆類は作柄順調
以上となっております。
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