丹波作況

2018年08月28日 | 作況

先週の台風は、速度が速く、夜にあっという間に日本海に抜けていきましたが関西を直撃しました。

夜中には雨、風がひどく、丹波大納言はどうなっているかが不安視されていました。

そこで、本日、亀岡、八木、福知山、綾部の丹波大納言圃場の視察を行いました。

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台風については、亀岡の一部で泥をかぶった畑が見受けられましたが、雨は短時間で、畑が水に浸かったとしてもすぐに水は引いたはずなので、大丈夫ではないかと思われます。

その他の地域については、今回の台風での影響はほとんど見受けられませんでした。

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広い地域でほとんど台風の影響が見られなかったのはひとまず安心できるのですが、やはりこれまでの発芽不良と生育の遅れは取り戻せておりません。

平年並みにしっかりとしている一部の畑と比べると全体の畑の株の小ささが目に付きます。

この遅れはなかなか取り戻すことは出来ないと予想されておりますが、昨年のような台風被害でボロボロになっているというわけではない状態なので、これから何とか正常な状態に近づいてくれることを見守るしかありません。

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毎年不作が続き、今年も最初から大きくつまずいた丹波大納言の成育ですが、欠株の多い畑の中で、小ぶりながら生えている株は暑い中でもしっかりと立っている姿が何となく力強く見える気がします。

希望的な気持ちがそうさせるのかもしれませんが、今、生育中の丹波大納言はまだまだよい結果を残せそうな力を持っているのではないかと感じております。


平成30年3月20日版 豆類情報発行のお知らせ

2018年03月20日 | 作況

今週は、気温は暖かくなりつつあるもののあいにくの雨続きです。

しかし、お彼岸ですので、おはぎで使うもち米や小豆、きな粉などがしっかりと動いてくれればと祈っていることろです。

そして、先週末頃から、桜が一部咲き始め、ピンク色の花が鮮やかに目に映える光景も見られつつあります。

弊社でもやっと道明寺や桜葉の塩漬けの動きが活発になってきました。

京都では桜の名所がたくさんありますので、これから4月の上旬までは各国、各地から大勢の観光客の方が来られるはずです。

観光で来られる皆様には、景色、食べ物、様々なものを楽しんでいってもらえればと思います。

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京都では暖かさが感じられるようになりましたが、北海道ではまだ雪が残っているようです。

しかし、北海道でも4月末には農作業が始まる予定で、色々な農作物の種まきが始まります。

それらの面積の多い少ないによって今後の商品の確保等にも影響が出ますので、産地からの情報をしっかりと仕入れて、皆様にもお知らせしていきたいと考えております。

そこでこれらの情報をまとめました豆類情報を平成30年3月20日に発行しました。

内容は下記の通りです。

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平成30年3月20日版 豆類情報    

北海道小豆作付けは?

○北海道小豆作付けは?

○価格的には合うはず?

○価格の問題ではない?

○契約栽培や数量契約

以上となっております。

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平成29年12月7日版 豆類情報 発行のお知らせ

2017年12月07日 | 作況

12月になり寒さも深まってきております。

今年もあと少しとなってしまいました。

京都では紅葉の季節も終わり、道が混み始め、師走という雰囲気が出始めております。

丹波大納言や黒大豆が出てくる頃なのですが、今年は10月末の台風被害により、どちらもあまり良い情報はありません。

昨年も丹波大納言は大凶作で、お客様にご迷惑をおかけし、お詫びするだけの1年でした。

そんな年もやっと終わるかと思っていたのですが、これからもまだしばらくは同じような状態が続きそうです。

皆様にはご迷惑ばかりおかけし、本当に申し訳ございません。

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年末に近づくと道路が込んだり、動く荷物が多くなったりで、12月に入ると運送便の遅れが目立つようになってまいりました。

最近は宅配便等の融通が利かなくなってきているので、ご発注は余裕を持ってお願いいたします。

そこでこれらの情報をまとめました豆類情報を平成29年12月7日に発行しました。

内容は下記の通りです。

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平成29年12月7日版 豆類情報    

丹波大納言出足鈍い

○丹波大納言出足鈍い

○丹波黒大豆は出荷日平年並み

○ご発注はお早めに

○年末年始の弊社営業日

以上となっております。

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丹波作況

2017年11月06日 | 作況

11月4日に京都府の亀岡市、福知山市、綾部市の丹波大納言の畑を作柄調査しに行きました。

台風21号で各地倒伏被害が見られ、その後1週間で22号の雨が2日間降り続きました。

今回はそれからさらに1週間経った11月4日の視察でした。

京都市内では台風22号の雨の後は晴れの日が続いていたので、丹波地方も同様かと思っていたのですが、あちらでは時雨れる日が多く、畑の水が充分乾いているという感じではありませんでした。

視察のときも京都市内では雨は降っていながったのですが、各地で雨が降っており、倒伏して地面についた莢が水溜りや泥に浸かってしまっているところもありました。

最後の最後で大きな被害となってしまい、これから収穫期を迎えるにあたって、品質、収穫量と様々な事が懸念される状態になってしまいました。

今後も情報が入り次第、お伝えしていきたいと思います。


丹波作況

2017年08月16日 | 作況

8月11日に兵庫県丹波市、京都府福知山市、綾部市の丹波大納言の畑を見に行ってまいりました。

各地とも7月20日頃から種まきが始まっているはずでしたので、この時期には発芽しているはずということで見て回りました。

7日に台風が近畿地方に近づいたので心配しておりましたが、各地とも概ね発芽は順調でした。

種まき時期の違いで畑によっての株の大きさに違いがあったり、一部の地域では、少し発芽不良の畑が見受けられるところもありましたが、毎年、そのような畑はありますので、ほぼ平年並みではないかと思われます。

↑今年も丹波市の大納言発祥の碑を見てきました。

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最近は局地的な大雨があったりで、天気予報や観測データだけでは判らないことがありますので、やはり、見に行ってみないと気になってしまいます。

これから12月の大納言の収穫がすべて終了する頃まで、行ける限りは見に行きたいと思っております。