東日本大震災から明日で14年になる。
今夜は、先日録画しておいたNHKの「風の電話 残された人々の声」を見た。
これは2016年に放送されたものの再放送を、私は録画していたのだった。
震災で多くの方々の運命が変わった。家族を失った方々。その悲しみははかりしれない。
海の見える高台に電話ボックスが作られ、そこに居なくなってしまった人へ話に来る人達。答えてくれる人はいないが、話しかけることで心が落ち着いてくる人たち。見て・聞いているだけでもらい泣きしてしまう。
母と長男長女次男の4人で、その電話をかけに来た家族が最後に映された。
それまでお父さんのことを話さなかった娘さんが、お父さんに話しかけた。沢山思うことが有ったのに、それまで何も父親のことを話さなかったという彼女の気持ちがそこでやっと語られた。我慢していたのだなぁ…
電話ボックスで姉さんに戯れてた次男さんが、外に出てから堰を切ったように泣き出した。我慢してたのだなぁ…と、こちらが泣きたくなった。
お兄ちゃんは、その前一人で来ていたので今日はみんなを連れてきたんだ、と言っていた。そう、最初の時話したものね。
お母さんも、やっといっぱい旦那様と話された。返事のない電話。それでも、どれだけ心が癒されたことだろう。頑張ってこの子たちを育てなければと、改めて心引き締められた姿に感動した。
私も小学6年生の時、父が他界して母は苦労して育ててくれたことをまた思い出し、わが身に照らしても、この方たちの気持ちが察せられ、しみじみとなった。疲れていても今日はどうしても書きたくなった。
ではまた、お会いしましょう
走っている車を見て TVに向かって
「そっちへ 行ったらあかん」って叫んだものでした
思いもかけず 急に愛する人を無くす虚しさって
如何ばかりか?
風の電話を手に取る気持ち お察しします
14年経っても 寂しさは 募るばかりでしょう
原発事故の影響を受けている人々も理不尽で
お気の毒です
ちなみに こちら近所の電話ボックスを 使っている人
もう 何年も見たことありません
何年たっても、距離ははるかに遠くても、人の思いは同じです。
あまりに辛いと、人は口に出さないのですね。辛いことはつらいと言ってほしいです。
今回の山火事も大変でしたね。津波と山火事と二つの惨事に見舞われた方もいらっしゃるらしく、
お見舞いの言いようもありません。お気の毒です。