BMJ 2010; 341:c6805 doi: 10.1136/bmj.c6805 (Published 14 December 2010)
Cite this as: BMJ 2010; 341:c6805
Multidisciplinary medical identification of a French king’s head (Henri IV)
アンリ四世は有名な王様であり、16 . . . 本文を読む
自分を複数の部分に分割せずに表現できる人、もしくは、そもそも表現欲求にかられないで平静に人生を送ることが出来る人のことを、ときどきひどく羨ましいと感じることがある。
同時に、人間は個々でとても違うんだなと実感する。
もうずっと前から、それこそ思春期の頃から私は、自分のこの部分はここに出して、この部分はここではしゃべれないのであそこで出して、とあれこれ画策するひとだった。そうせずには安心して人と過 . . . 本文を読む
各地で「就活くたばれデモ」が11月23日(祝)に同時多発的に行われるらしい。
札幌 http://blog.goo.ne.jp/tomato-saibai
東京 http://syukatudemo.blog77.fc2.com/
関西 http://blog.livedoor.jp/kokohenshukatsu/
松山 http://sorapuku.jugem.jp/?eid=260&gu . . . 本文を読む
こちらに来てから、二十世紀後半の大学で「科学史」カリキュラムを制度的に定着させた重要人物のJ. コナントが、原爆を製造したマンハッタン計画の立役者でもあったことを前より意識するようになった。
歴史的に見て、原子爆弾の投下は冷戦時代の開始としても理解される。コナントはヴァネヴァー・ブッシュらとともに米国の冷戦時代とその科学政策をも形作った。
そのことを意識せずとも、大学の教養課程などで教えられる . . . 本文を読む
前にこのブログで書いた「妊娠否認」に関する話題がAFPの日本語サイトで詳しく取り上げられたようです。
自分の妊娠を認識しない「妊娠否認」、女性500人に1人?
2010年08月03日 14:33 発信地:パリ/フランス AFP BB News
これをきっかけにもっと話が広まるといいなと思いました。 . . . 本文を読む
口蹄疫関連で、連想ゲーム的に1770年代フランスの家畜伝染病対策の話を思い出し、色々調べていたら次のような論文を見つけた。
F. Vallet, "Les Pays-Bas autrichiens precurseurs europeens en police sanitaire 1769-1776 ", in Revue Scientifique et Technique, Off. int. . . . 本文を読む
今日は時間がないので思いつきレベルで少しだけ書く。
文系といっても、社会科学ではなく、いわゆる思想とか哲学とか、人文系(Humanities)のコアに近い部分のいとなみの性質と価値について。
自然科学の世界はとにかく"Something new"が重要。発見して、知識を新しくする。そのくりかえしとされている。
社会科学もある程度はそうで、例えば自分のように歴史研究の場合は「新しい資料を見つける」 . . . 本文を読む
フランス語圏の研究者ブログで、「人文科学における研究評価」というページがあるのだけど最新の記事が「法学研究のパフォーマンスは測定可能か?」(Les performances de la recherche en droit sont-elles mesurables? , 文責:Pablo Achard)というものだった。
数日前自分が「人文科学系」「社会科学系」というごく大まか(すぎるくらい大ま . . . 本文を読む
大学ランキングについて朝日新聞社の記事を読んで引っかかった。ランキングの説明について次のようにある。
ランキングの指標は6つある。「ノーベル、フィールズ賞を受賞した卒業生がいるか」「両賞を受けた教員がいるか」「論文引用の多い研究者がいるか」「ネイチャー、サイエンス誌への論文数」「両誌への引用数」「教員一人当たりのパフォーマンス」。ただ、結果的に、ランキングのための調査は研究中心で教育、社会貢献は . . . 本文を読む
サイエンス・サポート・アソシエーション(SSA)の第1回SSA政策研究会「新しい公共と科学技術」のついったーによる中継まとめページ読んだ。
いい具合に色々な分野の発言が集まってきているような印象を受けた。今後も注視していきたい。
そしてふと思った。ある学問の「面白さ」ってなんなんだろうね。今回、事業仕分けで科学者コミュニティが揺れた最初の頃に、ネット上の会話で「科学技術大事なんだから予算減ら . . . 本文を読む