前にこのブログで書いた「妊娠否認」に関する話題がAFPの日本語サイトで詳しく取り上げられたようです。
自分の妊娠を認識しない「妊娠否認」、女性500人に1人?
2010年08月03日 14:33 発信地:パリ/フランス AFP BB News
これをきっかけにもっと話が広まるといいなと思いました。 . . . 本文を読む
口蹄疫関連で、連想ゲーム的に1770年代フランスの家畜伝染病対策の話を思い出し、色々調べていたら次のような論文を見つけた。
F. Vallet, "Les Pays-Bas autrichiens precurseurs europeens en police sanitaire 1769-1776 ", in Revue Scientifique et Technique, Off. int. . . . 本文を読む
フランス語圏の研究者ブログで、「人文科学における研究評価」というページがあるのだけど最新の記事が「法学研究のパフォーマンスは測定可能か?」(Les performances de la recherche en droit sont-elles mesurables? , 文責:Pablo Achard)というものだった。
数日前自分が「人文科学系」「社会科学系」というごく大まか(すぎるくらい大ま . . . 本文を読む
大学ランキングについて朝日新聞社の記事を読んで引っかかった。ランキングの説明について次のようにある。
ランキングの指標は6つある。「ノーベル、フィールズ賞を受賞した卒業生がいるか」「両賞を受けた教員がいるか」「論文引用の多い研究者がいるか」「ネイチャー、サイエンス誌への論文数」「両誌への引用数」「教員一人当たりのパフォーマンス」。ただ、結果的に、ランキングのための調査は研究中心で教育、社会貢献は . . . 本文を読む
サイエンス・サポート・アソシエーション(SSA)の第1回SSA政策研究会「新しい公共と科学技術」のついったーによる中継まとめページ読んだ。
いい具合に色々な分野の発言が集まってきているような印象を受けた。今後も注視していきたい。
そしてふと思った。ある学問の「面白さ」ってなんなんだろうね。今回、事業仕分けで科学者コミュニティが揺れた最初の頃に、ネット上の会話で「科学技術大事なんだから予算減ら . . . 本文を読む
ただの宣伝です。関わった本が出版されました。
機会があればお手にとってご覧下さい。
科学の真理は永遠に不変なのだろうか―サプライズの科学史入門中根 美知代,佐藤 賢一,小山 俊士,三村 太郎,矢島 道子,中澤 聡,隠岐 さや香,河野 俊哉,有賀 暢迪,溝口 元,大谷 卓史ベレ出版このアイテムの詳細を見る
内容紹介
「ガリレオがピサの斜塔で落下実験を行ったという話がありますが、これがじつは事実で . . . 本文を読む
わざと煽るようなタイトルをつけてみた(笑
半分くらいは冗談です。
The American Journal of Epidemiology誌の三月号に掲載された論文で、長時間労働が認知スキルに与える影響についての調査結果が発表されている。
フィンランドの研究チームが、35歳から55歳の英国人公務員を対象に1997年~1998年と、2002~2004年という二つの時期にわたり労働時間の長さと推論・ . . . 本文を読む
また大学関係で、自分用メモ。
Revue d'Histoire moderne et contemporaineの最新号は高等教育・研究機関評価についての特集号らしいです。
「評価への熱狂」(LA FIEVRE DE L'EVALUATION)
http://www.cairn.info/revue-d-histoire-moderne-et-contemporaine-2008-5.htm
. . . 本文を読む
経済産業省のポスドク対策について関連情報をブクマしときます。
経産省がポスドク対策に10億円使うらしい。
■サイコムMLでの紹介にあったURL
平成20年度補正予算(第2号、特第2号及び機第2号)等の説明第171 回国会
http://www.mof.go.jp/jouhou/syukei/h20/sy210105h.pdf
平成平成21年度産業技術関連予算案の概要
http://www.me . . . 本文を読む
すこし前に上げたこの記事に関連するネタです。
フランスの科学史、社会科学史系研究者を含むのグループが人文社会科学業績評価、特に専門誌評価(いわゆる学術雑誌ランキング)の問題について、情報を集約したブログを立ち上げたそうです。
Evaluation de la recherche en SHS
フランス国内で既に行われているいくつかの学術誌評価手法と、自然科学系のサイテーションインデックスとの比 . . . 本文を読む
欧州に欧州語圏の人文系ジャーナルサイテーションインデックス(正式にはEuropean Reference Index for the Humanities (ERIH))なるものを作る企画が持ち上がっているようです。
それに対する科学史科学論分野からの応答として、ロイヤルソサエティージャーナルにおいて、このような文書が出ました。
"Journals under threat: a joint re . . . 本文を読む
このブログも凄い放置してしまいました。
コメントをいただいたのにお返事を返せていなかったりしていてスイマセン。
拘束時間としてはそんなに死ぬほど忙しかったというわけでもないのですが、いくつかの仕事を掛け持ちしてて複数の締め切りが頭にあるような毎日ではありました。
でもって、もともと現実逃避というか、日常と一枚薄皮隔てたような状況に入るのが好きな私のような人間は、そういう状況に入るとどうにも現実の . . . 本文を読む
最近、お子さんが生まれた中高時代の友人の家に遊びに行くことがあります。
色々な話をするのですが、そのたびに決まって出てくるのが「妊娠と出産体験談」。
ホントに人それぞれで、つわりで入院した人から殆ど問題なかった人、安産から帝王切開、無痛分娩まで幅広い話を聞いているのですが、やはりどれも大変そう。
その大変そうさも、痛い、血が出るというレベルではなくて、なんというか…「世が世なら、この人は本当はこ . . . 本文を読む
先週の金曜日、上野の国立科学博物館で行われている大ロボット博にいく機会があった。
開催告知にもあるように、江戸のからくり人形、漫画やアニメのロボット関連物(玩具、フィギュア、漫画の原稿まで含む)、ロボットを用いた芸術的インスタレーション(自動演奏機会などを含む)、実際に現場で使われている各種作業ロボット、現在研究段階にあるロボットの性能を示す展示・ショー(ASIMOなど)と、大変幅広い対象を扱って . . . 本文を読む
もう結構有名みたいだけど、女性型アンドロイドがちらほらと各地で作られているようです。とりあえず日本の有名なのだけゆうつべのリンクを(なぜかgooブログが動画引用のタグを許さないので。)別窓で開きます。
. . . 本文を読む