俺、隠岐に立つ

11年間の島暮らしを終え、ワイン農家を目指して岡山へ。
グッドライフを探す旅と美味しいものを綴ります。

紡ぎ、育む わがまちのこころ

2014-01-28 | 島暮らし術

「紡ぎ育むわがまちのこころ」と題されたイベントに参加してきました。

島根県の19の市町村を巡る講演会のリレーで、

海士町ではアレックス・カーさんと齋藤章雄さんが講師としてお話をされました。

アレックス・カーさんは徳島県の祖谷(いや)での古民家再生などで知られる東洋文化の研究者の方です。

 

齋藤章雄さんは、「しち十二候」という料理店の方で、

以前はコンラッド東京の総料理長を務めておられた方です。

 

講演会自体も大変勉強になったのですが、

終了後の直会で提供された、海士の食材を使った料理の数々が

大変美味しかったのでご紹介します。

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海産物はワタクシが用意させていただきました。


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まずは、焼き手無烏賊あかもく和え。ゲソがいい食感で美味しい。

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つづいて、前菜4品。こちらは海鼠福良煮。

凄く柔らかいけど、最後にコリコリした海鼠の食感が残ってた。

これ盗みたい。


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水蛸の唐揚げ。


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蒸し鮑肝醤油掛け。


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そして、栄螺茶碗蒸し。絶品。すごいの一言。


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お造りはかさご、鯵、テナシ。彩はホウレンソウ。

菠薐草とも書くんですね。

 

菠薐は中国語でペルシャの意味らしいですよ。


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隠岐牛の存在感。


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お椀替わり小鍋仕立てということで、一煮立ちさせていただくと

たまげる肉の柔らかさ。旨い。


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炊き合わせでヒオウギ貝が入ってました。

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ばとう油焼き。マトウダイです。


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烏賊飯炙り岩海苔です。このだし加減がね、プロって凄いですね。


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おっ、キンニャモニャセンター「しゃん山」からそのままの漬物。


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あら汁仕立て、具は大根と葱。
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デザートはキウイアイスでした。

 

もう、旨い、旨いの連続です。

 

 

もともと海士町はとても豊かで素晴らしい食材に恵まれている。

奇抜なことをするのではなく、

季節の物をこの島らしい、自分たちが誇れる美味しい食べ方で

提供すれば、それはここでしか食べられない、ここにまた食べに来たくなる島の料理になる。

 

そんなメッセージをいただきました。

 

ごちそうさまでした。

 


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