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俺、隠岐に立つ

11年間の島暮らしを終え、ワイン農家を目指して岡山へ。
グッドライフを探す旅と美味しいものを綴ります。

海士の旬魚シリーズ5月「モボシ」(スズメダイ)刺身とせごしと

2011-05-19 | 島暮らし術

海士で「モボシ」と呼ばれる魚がいる。

 

スズメダイと呼ばれる、成魚でも10~13cmくらいの小さい魚だ。

今から、初夏までが旬で、他所ではあまり食べられないが、

隠岐にはこれが好きな人が多い。

さっそく家で初物をいただく。

Imgp0237 

刺身、塩焼きなどいずれも脂が乗っていて美味しいが、

漁師さんに教えてもらったイチオシの食べ方は「せごし」。

 

鱗・頭を落として内臓を出し、鰭も外す。

そして、2mmほどの薄さで輪切りにし、骨ごといただく。

Imgp0248 

最初の一口は、骨の食感が良くないと思った。

Imgp0249 

刺身で食べてみると、脂があるけどなんか物足りない。

そこで、もう一度せごしを食べるとなんと!

 

旨いのです。 

 

歯で噛み砕く時の骨のシャッキリとした食感と、

その周りから染み出てくる

旨み。

 

 

ああ、モボシもまた旨い魚認定です。

 

 

ちなみに、「モボシ」は大阪では「オセン」と呼ばれるらしいです。

なんでも、昔「おせんさん」という人がスズメダイの骨が刺さったのが原因で

亡くなったからだとか。

 

 

お悔やみ申し上げます。

 

 


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
う~ん、なつかしい魚ですねぇ。 (村上 暁)
2011-06-13 13:13:58
う~ん、なつかしい魚ですねぇ。
出郷以来(1964年)食べる機会にめぐまれません。
ちなみに、私は、焼いた(七輪で!)のが一番好きでしたね。
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村上様 (u-suke)
2011-06-13 14:51:47
村上様
コメントありがとうございます。
七輪で焼くと美味しそうですね~!
試してみます!
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