岡山高教組の365日

岡山県立の高等学校・特別支援学校の教職員組合です。 「支えあい・助けあい・高めあう」ことが私たちの活動の原点です。

高校生は憲法9条をどう見ているか…日高教「高校生1万人憲法意識調査」結果から

2013年07月16日 | 教育や労働運動をめぐる情勢

 2012年11月に実施された日高教「高校生1万人憲法意識調査」の集計結果と分析が日高教のHPにアップされています。

日高教HP「2012年度高校生1万人憲法意識調査」のまとめを発表


 憲法9条については,前回2008年の時は,2004年時と比較して「変えない方がよい」が43.9%から急増して,60.9%になりましたが,今回もまた約2ポイント増加しています。 《中略》 「変えない方がよい」を選択した高校生のうち,75.9%が「戦争への道を開くおそれがあるから」をその理由にあげており,「海外で武力行使をするおそれがあるから」も含めると,実に80%を超える高校生が,9条を変えると戦争につながるという強い警戒感をもっていることがうかがえます。 

 「憲法9条は戦後の日本の平和のために役立ったと思いますか」に対して,68.2%が「はい」と回答していることから,高校生は憲法9条が戦後の平和な日本を支えていると実感していることがわかります。「いいえ」と答えた生徒は4.3%でした。
                                          (日高教まとめより一部抜粋)

 本日(7/16)の毎日新聞配信のインターネット記事では,首相がインタビューで「9条を改正し(自衛隊の)存在と役割を明記していく」と語ったと報じられていますが,次世代を担う高校生たちは,決してそれを望んでいるわけではないようです。

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