岡山高教組の365日

岡山県立の高等学校・特別支援学校の教職員組合です。 「支えあい・助けあい・高めあう」ことが私たちの活動の原点です。

備前支部学習交流集会開催

2015年02月09日 | 備前支部
 特別報告として,今年度で退職を迎えられる先生方を講師にお招きし,ご自分の教員生活を振り返ってのお話をしていただきました。花田先生から「組合活動とは,普段気がつかないものを『はっ』と気づかせてくれるものだ」と教育現場で見過ごされている大事なことを組合の活動を通じて学習できたというお話や,「間違った一生懸命ほど怖いものはない」というかつての先輩教員からのことばが紹介されました。この言葉は現在の学校現場にとどまらず,現代社会が抱える課題にも結びつくものでした。岸本先生からは,組合活動があったからこそ多くのすばらしい先生がたと出会い,教師としての幅を広げてこられたといった話も聞かせていただきました。

 記念講演では,高知高教組から米満書記長に来ていただき,賃金リンクを先行実施している高知県の様子を学習しました。賃金リンクを導入しても職員の士気が上がるというようなことはないこと,若い世代とベテラン層との制度への抵抗感に差があることなどが紹介され,その後の質疑でも多くの意見や感想,質問が寄せられ,意義ある学習ができました。
 夕方からの懇親会では,退職者慰労会が行われ,3名の先生のお話を伺うことができました。東岡工分会の福永幸枝先生からは養護教諭という立場からこれまでの組合のとりくみについて触れられました。養護教諭の勤務条件の改善には組合の女性部のとりくみがなければ成しえなかったことなどが語られました。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 【お知らせ】 てるてるゼミナ... | トップ | 【お知らせ】 3.11への祈り ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿