1月24日の簡単な日記

午前中はマッサージ。

ドトールでまったりしたあと、『マスカレード・ホテル』を見直す。

改めてホテル映画、刑事映画、バディムービーとしていい映画なんだけど、サスペンスとしても優れている。スマホ(携帯電話/ガラケーでも可能)なちょい捻ったトリックや二重、三重に塗り重ねた殺人、偽装などキムタクが去年主演した『検察側の罪人』よりもさらに見応えが深いサスペンスである。『プリンセス・トヨトミ』や『本能寺ホテル』、あと代表作『HERO』の人という鈴木雅之の監督(演出)の作品の映画、そして東野圭吾原作としても最大の手応えだった。明らかに連続ドラマ向きの作品を一気に2時間ちょいの映画にしてぎゅうぎゅうに押し込めている。

本当のところ、20年前のフジテレビだったら間違いなく月9の企画だったんじゃないだろうか？ それが今ではテレビドラマとして出来なかったフジテレビの製作事情があるんじゃないだろうか？ 映画として単発でやるにしてもこのままじゃスマッシュヒット程度の映画で終わっちゃいそう。おそらく今後東野圭吾の「マスカレード」シリーズとして映画の連作シリーズになる可能性が高いがそれにしては世間の、フジテレビ側の盛り上げ方が低すぎる。
まあ、それでも平日昼間のシネコンで7割の入りならかなりヒットしているのかな？