[今日の情報・歳時記・催し・話題・出来事]
しめ縄は長さ約八メートル、直径約〇.・二メートルで重さ約六〇キロ。穂が付いたままの稲が約五十本垂れている特徴がある。毎年、南丹市美山町の農家が奉納している。
午後一時すぎ、本殿前でしめ縄をはらい清めた後、神楽女や神職たちが作業を始めた。はしごに登ったり、先端に金具を付けた棒を使ったりしながら高さ三メートル余りの本殿のはりにしめ縄を張った。さらに清めの意味があるウラジロと呼ばれるシダの葉や和紙でできた紙垂(しで)を取り付けた。
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2018年 12 月 27日(日)
2018年 12月 24日(月)
2018年 12月 22日(土)
[今日の情報・歳時記・催し・話題・出来事]
★北区の不思議不動院で冬至の十二月二十二日は、「南瓜大師供養」が催され、参拝者は健康長寿を願い、熱いカボチャが配られる。
不動院の弘法大師像は歴代の貫主がカボチャを供えていることから、「カボチャ大師」の愛称を持っている。
お下がりを信者に振る舞ったのが始まりで、認知症や中風を防ぐが利益があるという。
冬至にカボチャを食べると中風予防になるという言い伝えがあり、北海道産のエビスカボチャ約百㌔を用意して、二百人分のカボチャが砂糖とだし汁で甘く煮られ、不動明王大師像にお参りした後、前日から下準備し、この日朝から大釜で炊きあげた。参拝者らは、護摩木に無病息災などの願いを書き、白い湯気を立てたカボチャを味わっていた。
★京都では、冬至の日には香りのゆかしい、冬の彩りでもある、美しい黄色の柚子を浮かべた風呂に入って、風邪を防ぎ無病息災を願う習慣がある。
ユズは邪気を払うとされ、生命力がもっとも減ずる冬至にゆず湯に入浴すると、一年間風邪をひかないとされる。また、ひびやあかぎれを治す、「融通がきく」の語呂合わせなど諸説ある。
2018年 12月 23日(日)
【今日の情報 : 歳時記・催し・話題・出来事】
★京の繁華街・寺町三条の矢田寺は大和国矢田山金剛寺の別院で、回向されたかぼちゃが本堂前に供えられ十二月二十三日、冬場の無病息災を祈願する「かぼちゃ供養」が行われる。
冬至にカボチャを食べると、脳疾患などで手足が麻痺する「中風」を封じるといわれる。本堂前には重さ約六十㌔の巨大カボチャが安置され、参拝者らは次々となでながら中風除けをはじめ無病息災・緒病退散を願った。
毎年、祈祷したカボチャ百個を使い炊き上げられ、約千人分を参拝者に無料で振る舞っている。
★左京区の大原地区で二十三日、三千院の歳末恒例行事「托鉢(たくはつ)寒行」が行われた。僧侶らは静かな山里にほら貝の音を響かせながら地区内の商店や民家を回り、家内安全や商売繁盛を祈った。
午前九時ごろ、すげがさ姿や山伏姿の僧侶ら約七十人が境内に集まった。門主が「今年は大変な災害の年だった。全身全霊で托鉢をして、全国にいる被災者に奉仕をしましょう」とあいさつをした後、四班に分かれ、地区内の約六五〇戸を約三時間かけて訪ね歩いた。
僧侶らは、商店や民家の前で読経。住民や店員が目を閉じて手を合わせ、お布施を手渡した。集まった浄財は、天台宗務庁(大津市)を通じて災害被災者支援などに充てられる。
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2018年 12月 18日(火)
[今日の情報・歳時記・催し・話題・出来事]
2018年 12月 19日(水)
【今日の情報 : 歳時記・催し・話題・出来事】
幸福地蔵菩薩に今年一年の感謝と来年の無病息災を願う「納めの地蔵」が十九日、「鈴虫寺」の愛称で知られる西京区の華厳寺で始まった。
幸福地蔵はわらじ履きで、願いをかなえにやって来るとされる。この日は「お焚き上げ法要」が営まれ、住職が般若心経を唱える中、幸福地蔵に参拝者が供えたわらじや千羽鶴が火にくべられた。
駐車場では大根炊きが無料で振る舞われた。参拝者は湯気を立てる大根をほおばり、冷えた体を温めていた。大根炊きは二十日まで。地蔵菩薩の縁日の法要は二十四日午前十一時から営まれる。
2018年 12 月 20 日(木)
[今日の情報・歳時記・催し・話題・出来事]
★真宗大谷派の本山・東本願寺で二十日、新年を前に「すす払い」が行われた。門徒らが割り竹を手に一斉に畳をたたくと、一年間に堂内にたまったほこりが舞い上がった。
僧侶や門徒約一四〇人が参加した。世界最大級の木造建築物「御影(ごえい)堂」では、ほおかぶりにマスクをした参加者が、長さ約一メートルの割り竹で畳をたたいた。堂内に「パンパン」という音が響きわたると、ほこりが舞い、もやがかかったようになった。ほこりは、半畳ほどの大うちわで、堂外へあおぎ出した。
終了後、大谷暢顕門首が巨大な竹ぼうきを使って「寿」の字を宙に書き、迎春準備を整えた。
※すす払いは、近くの西本願寺でも行われた。今年は「伝灯奉告法要」開催のため御影堂、阿弥陀堂にいすを配置しており、規模を縮小して行われた.
2018年 12月 21日(金)
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2018年 12月 17日(月)
2018年 12月 14日(金)
2018年 12月 11日(火)
★師走の風物詩として、迎春の準備に入る節目の行事「事始め」が十二月十三日に行われる。京都の古い商家や花街などでは、師匠や主家筋に鏡餅を持参して一年の挨拶をし、お正月の準備を始める日。
花街祇園では芸舞妓が京舞井上流家元・五世八千代さん宅を訪れて、一年の感謝をこめて旧年の礼と新年の挨拶を交わし合うしきたりです。
稽古場には赤いひな壇に白い鏡餅が並び、すっかり新春のととのえ、家元よりご祝儀の舞扇を受けて精進を誓う。
他の花街でも日頃お世話になっている各師匠にご挨拶をします。
花街では、年末にかけては「おこと(お事多)うさんどす」と声を掛け合うようになる。
事始めの「事」とは正月を迎えるための様々な仕事の意味。
京都では江戸時代以降、商家などで分家が本家の繁栄を祈って続けた風習で、現在でも花街や西陣、室町の旧家などで守り続けられています。
2018年 12月 8日(土)
[今日の情報・歳時記・催し・話題・出来事
★竹林や渡月橋を柔らかな光で照らす「京都・嵐山花灯路」が八日、嵯峨嵐山地域で始まった。法輪寺では、本堂を色とりどりの光で彩るアート作品の投影があり、りんと冷え込んだ夜空のもとに幻想的な光景が次々と浮かび上がった。
作品は石川県在住のデジタルアーティスト長谷川章さんが国内外で手がける「デジタルカケジク」。花灯路の期間中(十七日まで)、境内や周囲の山に約一〇〇万枚のCG画像をランダムに映し出す。
投影が始まると、境内に設置された二〇台のプロジェクターが本堂や多宝塔を多彩な色で包み込んだ。訪れた人は、幾何学模様の画像が数秒ごとに映し出される光景に感嘆の声を上げ、万華鏡のように刻々と変わる光の表情に見入っていた。
期間中は境内でピアニストらによるライブやお茶の無料接待がある。点灯時間は午後五時~同八時半。
2018年 12 月 9日(日)
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京都で元祖を称する「鳴滝の大根焚」として知られる右京区・鳴滝の了徳寺の報恩講が十二月九日・十日の二日間営まれる。
七百五十余年前、一二五二年親鸞聖人が法然上人の遺跡を訪ねてこの地を訪れた時に、村人が塩で煮たダイコンでもてなしたのが始まりとされる。
毎年の報恩講で無病息災を願う信徒や大勢の参拝客でにぎわい、湯気が立ち上がるダイコンを提供している。
約三千本の大根を用意、檀家たちが前日夕方から大釜で塩としょうゆだけで煮込み油揚げを添えて仕上げる。有料。
2018年 12月 7日(金)