1960年代生まれの音楽のメモ。

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差別の原則。

2016-11-22 21:55:56 | その他
韓国では、いまただいま朴槿恵大統領を支持しているのは「女性大統領だから」という理由のお年寄りで、20代30代の支持率は0%になったりしているという。アメリカ大統領選では、選挙制度によりトランプ氏が当選したが、全体の投票数はトランプ票よりヒラリー票の方が少しだけ上回っていて、そのなかで白人女性票はトランプ票の方が多いという。

つまり、
「女性だから」私利私欲に走らずに政府を私物化せずに国民のための施策をする、あるいは差別主義者や排外主義者でない/を選ばない、とはならない/限らないし、「男性だから」私利私欲に走り政府を私物化し国民のための施策をとらない、あるいは差別主義者や排外主義者である/を選ぶ、とはならない/限らない。その逆もしかり。問題(焦点)は、性別や人種等といったことに関わらず、「その人が何をするか/何を言うか」ということだ。 ← こうやって書くと、「当たり前」ですよね。(・・;


いまアラフィフの自分が子供の頃、to be or not to be で判断されるのが差別で to do or not to do で判断されるのが差別でない、そういう時代にならなければね、とよく聞いた。「立場入れ換え可能性の確保」((想像してみて下さい、)あなたはその立場になって平気ですか?受け入れますか?)は、リベラルの自由の原則の1つだ。


差別とは、
・何かになりたいのに、性別/人種等が理由でなれない(させない)
・何かをされたくないのに、性別/人種等が理由であなたが我慢して受け入れなさいといわれる(いう)
ということだと思う。

挙げた事例に固執することなく、本来、差別とは、そういうことだと思う。