語る城門「大戸」BIGDOOR正門

昭和38年製Bigdoorオヤジが身辺10m範囲の出来事を哲学したり雑学したりします。老後の楽しみ1つみっけ。

超大型新人バンド【Earth Brew】

2009-06-18 09:42:01 | 音楽・楽器
06/17(水)18:00~CROCODILE
★ The Great Rollingflower (オープニングアクト)
★Earth Brew 】
カズ南沢(vo,g) 横内“タケ”健亨(g) 伊藤広規(b) 小田原豊(ds)
マック清水(per):飛び入りゲストfrom TENSAW グリコさん(Dr)
通りがかりのブルースシンガー:まなぶ(M原Mさん?)

【Earth Brew】
芸能生活○○年 メンバー年齢合計が250歳を超える新人バンドのデビューライブ

あっさりとしたおじさんが多いバンドです。が、しかし、「ロースカツ+天麩羅+牛丼+唐揚げ」定食に「とんこつラーメン」のような「濃いー」タイプ。

感想を一言でいうと「腹が痛い」。「ドンズバ、ジャスト!」強烈なリズムセクション、が生み出すボディブロー。腹にドンドコきます。別に腹を壊しているわけじゃない。束になったリズムの渦が「ドーン」と腹筋を直撃!
それにあんなにパーカッションを楽しく扱える人がいるとは。バンマスのマック清水(per)さん。かっこいいタンバリンも素敵。
それと「耳孔が大きくなった」(?)。自分の知っている周波数の帯域とは違う矩形波がすっげー。飛びまくり。

ステージはカズさんがつま弾くようなギターで始まり、ボーカルも抑えめ…が、一度ギターが唸るとヘヴィメタルか?と言うくらい耳に直撃する2本のAXES。トマホークだね。
ステージ上には獅子の咆吼・カズ南澤さん。横内タケさんもハイトーンヴォイス(「♪ドラムもウマイ。」by まなぶ)。だけっどやっぱりギター弾き!カッコイイ!どんな感じ?も何も。ギターの持ち方、抱え方、見せ方等々よーく知ってらっしゃる。そーいえば、フィードバック奏法+スイッチング奏法をストラトでやる人を初めて観た。
いつもKKライブではエレアコのカズさんしか知らないのでどんなステージパフォーマンスかと思ったら「歌うライオン」が猛獣を引き連れて合唱してる感じです。ライオンと黒豹がギターを使って咬みつきあってる…そこでジャーン、欠かせないアイテム…
 2本のストラトキャスター!初めてストラトの音をこのライブで聴いたら翌日には楽器屋さんにダッシュでしょう。「ストラトっていい音するなー。」でもお店で弾いてみたらあんまりにも音が違うのに絶望するかも?
 カズさんは62年くらいの Fender Stratocaster(Brond)&「Jazzコー」だもんね、タケさんはナンシーオリジナル?Zinky(Bruce Zinky製作)Ampとカスタムメイドの1950年代風ストラトキャスタ-。元TENSOWの横内タケさんとイヤー「佐野」さんのアシストをしていた大御所。生で聴きたかったギタリストの一人。しあわせー。。。。
ドラムも元レベッカの小田原豊さんというより「ホーボーキングバンド」の豊さん!佐野さん繋がり。
豊さんはコーキさんにずーっと目配せしたりアイコンタクトを欠かさない。きっといい人なんですね。コーキさんは職人風にちょっと固めの緊張した面もちながらも「好きじゃない」チョッパーを鏤めてリズム隊を締めていました。

とにかくこの方々うまいなんてもんじゃありません。ロリーギャラガ?SVR?ダニーガットン?が凄いって?日本には新人バンド?【Earth Brew】あり!

【Earth Brew】年齢合計が250歳を超える超大型新人バンドのデビューライブのレビュー。


帰りに傘を忘れてクロコに戻ったらご近所のS根さんとご邂逅。。車に同乗させて戴きました。ありがとうございました。


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