太田ドリームス

少年野球チーム太田ドリームスの奮闘記。
日程、試合結果、30番のつぶやきなど・・・

ドリームス結成10周年記念パーティー

2012-12-31 | イベントごと

12月30日、ニューオータニ高岡にて、ドリームス10周年記念パーティーを開催。
卒団生、在団生、歴代指導者や保護者、総勢106名が参加。
お母さん方もドレスアップし、かなり気合いが入っていた・・・。

ドリームスは2003年3月に結成。
パーティーでの話題の中心は、どうしても結成当時になってしまう。

ドリームスの立ち上げを決めた時、当時のコーチ陣、保護者からも「本当に大丈夫なのか」とよく言われた。30番をつけることとなった自分は、「たかが子供の野球、なるようになるわ」と、本当に楽観的に考えていた。

その後、結団式から間もなく、城光寺球場に審判講習を見に行く機会があり、講習の実技を普通にやっている子を見て、中学生だと思っていたら、当時のコーチから「下関中学、定塚中学なんか高岡にないぞ」と・・・。「なんで小学生がこんなにうまい」、とマジで思い、こりぁ大変なことになるなと・・・

ドリームスの結成時はというと・・・、本当に何もないゼロからのスタートだった。
地域のみなさんのご協力もあって、なんとか野球道具一式を揃えることができ、草が生え放題のグランドを、お父さん方、子供達が整備し、野球ができる環境づくりからスタートしたことを覚えている。
野球のほうはというと、キャッチボールもせいぜい続いて2~3往復、野球のルールも知らない子がほとんどだった。
そんな状態で、練習試合すらしたことがないまま、いきなり4月の北東リーグに参戦。初戦の初回に奇跡的に得点し期待したのだが・・・、そんなにうまくいくはずがなく、結成当初はコールド負けの連続、33失点したこともあった。

こんな形でチームを結成してから10年・・・
弱小チームだけど優勝旗をとったり、大会に上位に入ったり、甲子園で4番を打つ選手が出たことなど思えば、やっぱりドリームスを創ってよかったなぁと、非常に感慨深いものがある。逆にドリームスがなかったら、この子達と触れ合うこともなかったのかなぁ~とも思ってしまう。

こうして10年を迎えることができたのも、その時代時代の子供達の頑張り、それを懸命にサポートする保護者、友好チームや地域の方々の支えのおかげであり、感謝以外の言葉は見当たらない。

今回の10周年パーティー、卒団生にも多く参加してもらいたいということで、ドリームスの身内だけで行なった。参加した卒団生ひとりずつから、近況報告や当時の思い出話し、中には独唱するユニークなやつもいたけど、それぞれの個性を伸ばし、成長した姿を見せてくれた。

現在の6年生が卒団すると、ドリームスの団員は10名に・・・。太田小の全校生徒も、おそらく100名を切るのでは・・・。少子化が進む中で、ドリームスがあと何年続けられるかわからないが、子供達が夢を持って野球に打ち込み、色んなことを学んでいく環境がこれからも必要だ、そんなことを改めて感じたパーティーであった。

準備なども含め、色々とご足労いただいた在団生の保護者のみなさん、大変おつかれさまでした。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿