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うつ病社員のもろもろの話

ビオランテ・ムック

ゴジラ&東宝特撮OFFICIAL MOOK
Vol.5

「ゴジラVSビオランテ」(1989年)

前作のゴジラから4年。
ストーリーの一般公募がなされ
作られた作品。
脚本づくりに時間を要し
撮影が結構タイトだったらしい。

敵怪獣ビオランテは
ゴジラ細胞をベースに
実験的に作られた生物で
ゴジラの分身にあたる。

しかしこのビオランテ
今までのゴジラ映画の怪獣にくらべ
グロテスクである。
これの怪獣ソフビ、子供が
欲しいと思うか?

戦闘シーンは
自衛隊の架空のセクションが
ゴジラ退治に活躍しており
なかなかカッコいい。
ゴジラのエネルギー源である
核を抑制する
抗核バクテリアが
今回の
ゴジラ退治の切り札だ。

この映画のラスト
2大怪獣が激突するのだが
問題は、戦いの行方。

自衛隊によって
抗核バクテリアを
注入されたゴジラの前に
胞子となって飛んできた
ビオランテが出現。



→ビオランテはゴジラに対し
樹液を吐いてダメージを与えた後
ゴジラを飲み込もうとする。



→ゴジラ、ビオランテの口の中に
放射熱線を吐いて攻撃、しかし
その後、体内の抗核バクテリアが
活動を始め、その場に倒れる。

→ビオランテ、
ゴジラに手を出すことなく
再び胞子となって空に消える。
怪獣の意思を感じとる
エスパー三枝未希に
「ありがとう」というメッセージを
残して...。

→海水で体温が低下し、
バクテリアの活性がおさまった
ゴジラが目覚め、海へと消えていった。

戦いは
ほぼ互角である。

もともと
ビオランテは胞子になって
移動ができるので
最終決戦で
ゴジラの熱線攻撃を受けた後も
胞子に変わり
空へ登っただけで
死滅したわけではないだろう。

ゴジラも
ビオランテから致命的なダメージは
受けておらず
自衛隊の抗核バクテリアで
一時的に動けなくなっただけ。
効力が切れると
もとに戻って
自力で海に帰っている。

以前、ネットの掲示板で
ゴジラとビオランテの
どちらが勝ったか
大論争しているのを見たことがあるが
決着をつけるのは難しいだろう。

今回、久しぶりに
DVDを見たけど
結構面白かった。
怪獣がグロなのは、アレだけど。

次回作からは
キングギドラやモスラが登場
していることからも
やはり敵怪獣に難あったのだろう。

怪獣はある程度
カッコいい方がいい。

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