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うつ病社員のもろもろの話

日本沈没movie&tvムック。

ゴジラ&東宝特撮
OFFICIAL MOOKvol.32

「日本沈没(映画1973年)」
「日本沈没(TV1974年)」

2作品収録。

大ヒットした名作だが
実はちゃんと観たことがない。
正直、パニック映画は苦手。


予告編をyoutubeで観たけど
特撮も本編も重厚。


まずは映画。
予告編から。



ものすごい津波

爆発するコンビナート。
海外へ脱出するけど
日本は
どうなっちゃうんだろう。

そして公開から
翌年の秋
TVシリーズが始まる。

30分前には
円谷プロ制作の
「猿の軍団」がスタート。
なぜ?


制作は東宝映像。

特撮シーンは映画の流用、というより
映画の撮影現場に16mmカメラを
持ち込んでTV用のカットを同時撮影。

さらに
毎週起きる崩壊シーンのため
TV用に追加撮影。
スタッフは
「スーパーロボット マッハバロン」等を
制作した日本現代企画が担当。

京都清水寺の崩壊シーンや
金閣寺が水中に沈むシーンを撮影。
(で合ってるかな?)


ところで
この日本沈没、
東宝の前に大映が製作発表
していたのだが
会社が倒産したために
頓挫した経緯がある。
(大映でのタイトルは『日本列島沈没』)

これでもかと
投入された特撮シーン。
大映ならどう表現したのだろう。




大映が倒産した1971年公開の
「ガメラ対深海怪獣ジグラ」の
中で宇宙人が東京に大地震を
起こすシーンがある。

地震は
宇宙船からの遠隔操作で
行われるため
逃げ惑う人とかは
写っていないが
宇宙人が操作後
モニターを映すと
高速道路やビルの瓦礫が
散乱したジオラマが写っていた。
これなら
お金もかからずにすみそうだ。

もっとも企画は大映京都なので
特撮を使わないという選択肢も
考えられるが
大映も戦記物で特撮を使っているので
特撮を目玉にした大作だった
可能性もある。

大映の日本沈没がヒットしていたら
大映の経営はどうなっていたろう。
興味はつきない。

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