大川学園高校NOW!(校長室から)

合言葉は「顔晴れ!(がんばれ!)」。
大川学園高等学校の「今」を、校長室からお伝えします。

学校関係者評価委員さんが来校されました。

2024-06-14 13:40:13 | 日々のできごと
昨日「学校関係者評価委員会議」を実施しました。
5人の評価委員さんに授業の様子をご覧いただき、その後、本年度の大川学園高校の教育活動についてディスカッションを行いました。
参考になるご意見をたくさんいただきましたので、今後に活かしていきたいと考えています。
評価委員の皆様、たいへんありがとうございました。





本校の学校関係者評価委員は次の皆様です。
飯能第一中学校の校長先生、大川学園医療福祉専門学校の校長先生、一丁目町内会の会長様、本校後援会長様、本校同窓会長様。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。

今朝(5/27)の全校集会より~「歌う道徳講師」って知っていますか?~

2024-05-27 09:41:03 | 日々のできごと

今朝の全校集会。
いつもより早めに集合でき、自然な感じでシーンとしていて…。
校歌の歌声もいつもより元気だったし…。
何だかとっても気持ちのいい朝でした。

校長講話では「歌う道徳講師・大野靖之さん」を紹介しました。
来たる9月8日に飯能にお越しいただき、「大川学園・学校ライブ」を開いていただく予定です。
どうぞお楽しみに。


■大野靖之プロフィール■
1982年4月19日生まれ、千葉県印西市出身。中学の頃より独学でギター、ピアノ、作詞作曲をはじめる。音楽科の高校に入学し、声楽を学びクラシックの世界に触れるが、自分自身の言葉で歌うことと、自由な表現を貫くために、シンガーソングライターへの決意を固める。
2005年7月、東芝EMIより「心のノート/あいしてる」でメジャーデビュー。命、夢、家族といったテーマを歌う作風から、”歌う道徳講師”と呼ばれ、全国の小・中学・高校での学校ライブへと発展。これまでに回った学校は現在1000回を超える。その功績が高く評価され、2008年7月、人間力大賞(青年版国民栄誉賞)グランプリ内閣総理大臣奨励賞を受賞。また今までに、9校の校歌の作詞作曲を手がけている。
道徳、家庭科の教科書に歌詞が使用されるなど、他に類を見ない、唯一無二な道を進み続けるシンガーソングライター。2016年1月には、きずな出版より著書も発売された。

大野靖之 紹介Movie / 「You are the one」
→ https://www.youtube.com/watch?v=u1dgIBCqfMg&t=2s

学校案内・校長あいさつ

2024-05-21 11:29:22 | 日々のできごと
来年度の生徒募集に向けての「学校案内(パンフレット)」が間もなく完成します。「校長あいさつ」のページに、次のような文章を掲載することにしました。

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合言葉は「顔晴れ!(がんばれ!)」
~自らの可能性を見いだしそれを磨いて、輝く3年後を手に入れよう!~

3年後のことを考えてみましょう。
3年後は18歳。もう成人です。進学するにせよ就職するにせよ、その日を「輝く自分」になってむかえていただくために、大川学園は一人一人の生徒を全力で支援します。

■生活のリズムを大切に■
輝く3年後を手に入れるためには規則正しい生活をすることが第一歩。毎朝決まった時刻に目覚めて決まった時刻に登校する。そんなリズムを大切にしたいと考えています。ですから大川学園は「通信制だけど全日型」なのです。(ただし土曜のみ通学する「一般コース」を併設し「毎日はちょっと…」という生徒にも対応しています。)

■学び直し+進学講座で力をつけて■
カリキュラムの中に自分のペースで学べる機会を準備します。苦手な教科を学び直す時間、進学に向けて一歩先の学習に取り組む時間、いずれも先生方が生徒一人一人に寄り添ってていねいにサポートします。「面倒見のよさ」が大川学園のウリです。

■選択授業・福祉の学習で「自分探し」を■
普通科の豊富かつ魅力的な選択授業、および福祉科の専門的な学習は、3年後の自分を探すための場です。ここでの学びがきっと自らの将来につながるものと信じています。「何だかおもしろそうだな」という思いを大切にしてチャレンジを始めましょう。

「輝く3年後」に向かって顔晴って(がんばって)みようかな…、そう思ったあなたを私たちは心よりお待ちしています。

球技大会写真集

2024-05-02 17:30:09 | 日々のできごと
飯能市民体育館をお借りして「球技大会(バスケットボール)」を実施しました。

生徒諸君の顔晴る(がんばる)姿をたくさん見ることができました。
仲間を応援する姿も立派でした。

事故(けが)なく一日を過ごせたことをうれしく思います。

一生懸命に大会運営に尽力してくれた生徒会本部役員+バスケット部員に拍手をおくりたいと思います。

また、たいへん多くの保護者の皆様にご来場+ご声援いただきました。心から御礼を申し上げます。本当にありがとうございました。





















「奇跡」…それは必死になって挑戦した者のみが、出会えるもの…。(全校集会「校長講話」)

2024-04-22 19:02:41 | 日々のできごと

全校集会で「奇跡に出会うこと」をテーマに、話をさせていただきました。
自身の卓球部顧問時代の思い出話を紹介しつつ…。

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神様がくれた逆転勝利(「のさっち」のこと)

「のさっち」という子がいた。もちろんニックネームだ。カットマンだった。飯能一中時代のことである。

彼女の学年は、部員が4人。その下の学年は、たった2人。4人+2人で合計6人。団体戦戦うにはピッタリの人数。別の言い方をすると、1人も欠けることができないギリギリの人数での関東・全国への挑戦だった。

冬はたいへんだった。風邪をひくこともできない。人数が足りなくて団体戦に参加できなくなってしまうからである。

キャプテンの「キタちゃん」は腰痛に悩んだ。「先生、きょうは無理です。プレーできません。」そういう日は「キタちゃん」を5番においた。そして、他の5人に言った。「キタちゃんまでまわすな。3対0か3対1で勝て!」

厳しい冬を乗り切り、やっと春の日ざしが感じられるようになった、3月のある日のことだった。2年生のまとめの保護者会で学校に来ていた「のさっち」のお母さんが、その帰りに体育館にやってきた。「先生、お話があります。実は主人が4月から甲府に転勤することになりまして、家族で引っ越すことに…。」耳を疑った。「のさっちが転校してしまう。メンバーが1人足りなくなってしまう…。」でも、そのとき、私は優しくほほえんで(実は少し表情が ひきつっていたかもしれないが…)お母さんに言った。「さみしいですけど…。甲府でも卓球を続けてくれるといいですね。」

数日後、お母さんから連絡が入った。「娘と私は、もう1年飯能に残ることにしました。娘が『私が転校しちゃったら卓球部の人数が足りなくなってしまう。どうしても6人で関東大会に行くんだ!!』と言うものですから…。」

「えっ?」うれしかった。ジーンときた。でも同時に「ホントにいいのかな?」とも思った。卓球のせいで家族がバラバラになってしまう。お父さんはものすごく寂しいに違いない。でも、こうなったからには、「のさっち」に、そしてご家族のみなさんに「飯能に残ってよかった」と思っていただかなくてはならない。そうでなくては、申し訳ない。私は熱いものがこみ上げてくるのを感じていた。

5月の埼玉県大会。やっとのことでベスト8に入った。でも正直、もうひとつ勝つのは至難の業だと感じた。

「とにかくやるだけのことをやってみよう。」休みの日はすべて試合に出かけた。必死で練習した。ほんの少しずつだけれど、心のどこかに小さな自信が芽生え始めていた。

7月。関東大会予選会。埼玉県から関東大会へコマを進めることができるのは、5チーム。組合せ抽選の結果、我がチームは予選リーグで5月の埼玉チャンピオンチームとあたることになった。強敵だ!でも、この試合に勝てば、関東出場が決まる。私たちは「あたって砕けろ」という気持ちで強敵に挑んだ。

1番、エース対決。相手はシングルスの埼玉チャンピオン。しかしこの日は我がエースが2-1(第3セットは21-19!当時は21点制)で勝った。2番、3番は健闘むなしく敗れた。4番、相手は準エース。ウチは2年生のカットマン。相手の攻撃を無心で拾い、奇跡の大金星。そして5番、「のさっち」登場。

相手もカットマン。長いラリーが続く。まさに、ねばりあいだ。1セットずつをとりあっていよいよ最終セット。「6人で関東大会に行くために、飯能に残りたい」あのときのことばが私の脳裏をよぎった。

……がしかし、ふと気がつくと6ー17。相手が大きくリード。あと4点で相手の勝利。私たちは敗者復活リーグで今一度苦しい戦いをしなくてはならない。「まあ、それもしかたがないか。」私はすでに心の隅で、敗者復活リーグであたることになるであろうチームのこと、そしてどんなオーダーで臨むかなどを考え始めていた。

一度はあきらめかけていたベンチの応援の声が、元気を取り戻してきたことに気づき、得点板を見ると、そこではまさに「奇跡」の大逆転劇が展開されていた。10点以上あった得点差を 「のさっち」は、ねばり強いプレーで1本1本挽回し、ついに 19ー19に追いついたのだ!

「関東大会に行くために飯能に残る」そう決めたことに対して、そしてきょうまで無心で頑張ってきたことに対して、「卓球の神様」が微笑みかけてくれている。そう思えた。胸が熱くなった。夢中で応援した。「のさっち」の姿がぼやけて見えなくなった。(こうしてパソコンに向かっている今でさえ、思い出すと目頭が熱くなる。)そして、ついに 21ー19。ゲームセット。大逆転勝ち!バンザイをした。「のさっち」と握手をした。ベンチのみんなと握手をした。…でも、本当はよく覚えていない。

「のさっち」、元気かい?「奇跡」って、本当に起こるんだね。そのことを教えてくれた君のこと、いつまでも忘れないよ。