登山ガイドyassyの実験的ぶろぐ

東根山

東根山・・・8週目は雪山につきスノーシューデビュー!!

この7週間ほどずっと開拓に勤しんでいましたが、数日前に振った雪で止めを刺され、ついに完全冬山となりました~。今年は雪が多い気がします。
なので、先日買ったばかりのスノーシューを試す日が来たのです。といっても何せリュックに入る代物ですので税込7千円ちょい。基本的にジャンカーな私です。かなり不安ですが、とりあえず蛇石コース(時計回り)で周回してみようかと思います。
そしたらば、二の平を過ぎた辺りでなんとOGWさんと偶然会いまして、「周回する?」と山頂まで拉致してしまいました。ただ残念なことにOGWさんは壺足。雪庇にズボズボと嵌まり「こりゃ無理だ」と言うことで、本人にとってみれば二の平から2度山頂往復するという結果となったのです。

■記録

さて値札がついたままのスノーシューをリュックに仕舞い込みいざ!!今日は時計回りなので下りではあるが猫の背コースのスノーシュー可能性調査なのだ

登りは軽アイゼン。↑これも昨日買ったばかりの選定鋏み持参。チョキチョキしながら行く

順調に「一」と「神」を通過

二の平を過ぎた辺りで下がってきたOGWさんとバッタリ。このまま頂上まで拉致となる

見晴し展望台まで来て急速に晴れ上がる。すごい青空

お~ナカナカだな。今日は風も弱くてむしろ暖かいぐらい。というか熱くて汗だく

山座同定盤が既に埋もれている。ここで大体50cm以上は積もっている感じ

久々の青空だね!!

トレースは2人程。雪庇と夏道両方に向かっている

ジャ~ン。スノーシューデビューである。早速雪庇へ・・・

ところが壺足のOGWさんこの有様。下手すると腰までズボッ

とりあえず夏道を頂上まで行き、OGWさん苦渋の決断。ここで引き返すことに・・・すまん!ご苦労さん。最初から申し合わせしときゃよかったな~

さて、んでは行くか。稜線はと言うと・・・なかなか面白い感じではある。ちょっとスリリングな下りだ

以前自分が着けたピンクテープどおりに進む。雪庇が成長しこれが無ければつらい感じだな

ここは左のロープ場へ

ここが一番心配だったがロープが目印になるので問題なし。案外スムーズに通過

急激な下りだが粉雪でスノーシューであれば問題ない。但し登ろうとは思わないな

岩崎山との鞍部のあたり。ここが一番雪深い。恐らく1m以上は積もっている。雪の吹き溜まり場かもしれない

なにやら幻想。雪を纏ったダンシングツリー

鍵掛峠通過。大分吹いたようだな・・・

不動岳登りの眺めがいい場所。平野部も真っ白け

不動岳分岐。猫の背方面は倒木ではないが雪の重みでシナった松の木が通行止め。恐ろしいので雪払ったり蹴ったりはせずに迂回する。春にはどうなっているんだろう?

いや~下ってきたな~

幾何学模様。幻想だな

通称クマ平まで来ると雪が緩んで団子のようにくっつく。いわゆる高下駄となり非常に歩きにくい

クマ平とは言え兎の足跡がすごい数。兎平とかイキモノ平かもしれない

後曲坂山手前で、出た~!!これは中型以上のイキモノで、鹿類ではない者の足跡が尾根を横断している

そしてざんげ坂手前では、しばらく尾根上を歩くやはり同じタイプのイキモノ。足跡の大きさから言って同一人物。やはりいるんだろうな

ざんげ坂核心部。スノーシューを脱ごうかとも思ったが面倒なのでそのまんま下るが、雪が解けズリズリ言いながら

水無沢渡渉ポイント周辺。スノーシューで問題なく渡れる。危険は全く無い

初めて単独で猫の背を周回。足跡こそ疑わしくも気配は全く感じられなかった。いずれ無事生還する

■タイム
09:12 ラフランス温泉登山口出発
10:00 一の平
10:11 山神様
10:18 二の平
10:29 一本杉
10:38 機関銃岩
10:40 蛇石展望台
10:47 七曲
11:01 見晴台
11:17 東根山頂上
11:51 鍵掛峠
12:02 不動岳分岐
12:11 田代山分岐
12:14 銀河岩
12:30 仮称クマ平(小休憩)
12:51 後曲坂山(三角点)
13:04 ざんげ坂
13:12 水無沢渡渉ポイント
13:22 水分神社水場
13:38 弟1渡渉地点手作り階段
13:40 ナナメ松分岐
13:48 ラフランス温泉登山口到着
 ※登り 2時間5分、下り 2時間31分

■GPSログ(距離:9.50km、高度の上昇/下降:919m/-919m)


※高低図はGoogleEarthから
■勝手に難易度指数:31+2(初スノーシュー)=33points

■感想、反省等
・スノーシュー可能性調査ですが反時計回りは推奨難しいすね
・案外歩きやすいですが下りでつま先が引っかかる感じでした
・ですので登りも下りも基本足上げなので最後腿が攣りそうに
・特に湿った雪はスキーと同じ感覚で歩いていました
・ただ稜線上の乾いた深雪は素晴らしく気持ちよかったです
・でもこれ以上積もったら雪庇などかなり注意が必要です
・雪でシナッタ木が相当あります。跳ね返り要注意です
・OGWさんには少し悪いことをしましたね。今度!!

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