登山ガイドyassyの実験的ぶろぐ

和賀岳

和賀岳・・・2度目の挑戦は秋田甘露水コースから

毎週末決まって天候が愚つつきます。そして紅葉時期の登山はヒットする確率がかなり低いです。それでも今日は何とかなりそうでしたので、KZYさんを誘い未踏の和賀岳秋田ルートに挑戦してみることにしました。朝方は青空も広がりこれは「いいかも」という期待感はありましたが、山頂付近はほぼガス。それでも下り際少しだけ和賀山塊の険しさを垣間見ることができましたので結果よしとしましょう。

■記録

雫石姉っ子で待ち合わせして乗り合いで甘露水口へ。到着までたっぷり2時間。これは麓にある避難小屋。ご立派

林道を歩き甘露水登山口。さてここからだね

序盤のブナ台通過中。とってもいい感じである

しかし最初は黙々と樹林帯歩き。キノコの写真ばかりが貯まっていく^^

中盤は紅葉ステージ。大体800m前後が最盛期ラインかな

意味不明の赤布のバッテン。この先一体何があるのだろう

先頭交替しながら倉方到着。ここは稜線の乗っ越し地点。やっとここまできたという感じ

ここからが稜線歩き。しかし生憎ガス標高へと突入

晴れていればきっと素晴らしい景色が広がっている筈・・・と妄想を膨らませながら

約2時間かけて薬師岳到着。ここで一息。祠には薬師如来が奉られ健康を祈願^^

ガスの稜線を再出発。まぁしょうがないね~

恐らく夏には花畑になるであろう薬師平。ガスが滝雲化して稜線を横切って行く

ここが小杉山か~

これは田中陽希さんが白岩岳から辿ってきた路。路が・・・見えない。何故わざわざこの路を選んだのか

気を取り直して進む。晴れそうにもないガス。しかし歩いていて素晴らしい稜線であることは充分実感できる

小杉分岐から更に1時間を要しついに2度目の和賀岳到着!!

登り3時間、下り2時間と見積もっていたがかなり甘かったようですな^^

ああ~和賀岳リベンジかなわず(泣)。それでも未踏のルート歩けて満足。さで飯も食ったし長居は無用なので戻りますかな・・・帰り長げーなー^^;

おっ!!これは・・・しかし直ぐに隠れてしまった

今日のイキモノ。何とか撮れていた。不明鳥。可愛いい奴

薬師岳手前のケルン。石を積み上げると・・・

おお~一瞬ガスが取れ今まで見なかった景色が!!

振り向くと歩いてきた稜線。今まで視界20mだったので、たったこれだけのことで物凄い感動を憶えてしまう自分たちがいる^^

なんと一瞬田沢湖らしきものも

おおー。あれ歩いてたんだよね

そして和賀岳の全貌が。さすがに頂上は隠れているが凄いコントラスト

秋田方面への紅葉の海。最後の最後いがったね

この稜線を下る。吸い込まれそうな渓谷。和賀山塊恐るべし

真昼岳、風鞍方面。雄大である

白い幹と黒い幹。面白いな~

下り長かった。最後は雨に打たれバテ気味なものの無事下山。KZYさんもご苦労さんした!!

■タイム
08:27 甘露水終点林道駐車場出発
08:37 甘露水登山口
08:57 ブナ台
09:29 滝倉避難小屋跡
09:59 倉方(稜線)
10:35 薬師岳
10:56 薬師平
11:15 小杉分岐
11:40 小鷲倉
12:09 和賀岳到着(昼ごはん)
12:36 下山開始
13:16 小杉分岐
13:51 薬師岳
14:22 倉方
15:25 甘露水登山口
15:34 甘露水終点林道駐車場到着
 ※登り 3時間42分、下り 2時間58分

■GPSログ(距離:15.55km、高度の上昇/下降:1467m/-1467m)


■勝手に難易度指数:46points

■感想、反省等
・思ったより時間が掛かりました。険しかった証拠です
・晴れていればですが、序盤の90分を我慢すればOKです
・このルートの景観は東北でもトップクラスだと思います
・大朝日岳を思わせるような稜線歩きができます
・危険箇所はトラバース路全般。滑ると停まりませんね
・岩手側からのルートに比べればまだ登りやすいですが、
・やはり和賀岳、体力度は相当なもんです
・天気相性悪し和賀岳。次もこのルートからですかな

ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最近の「山行記録」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事