登山ガイドyassyの実験的ぶろぐ

前倉-南昌山

前倉-南昌山・・・積雪期の登攀訓練で前倉コースへ

今季の山は雪深いです。ここ数年振りの大雪という様相で、昨年より一月も季節が進んでます。こんな中今日は南昌山へ。前倉コースは以前秋に下りましたが登りはどうなのか?雪が積もればどうなるのか?いろいろ確かめたいこともあり、天気もいいのでアタックしてみました。結果、無事登り切りましたが、正直今時期はかなり厳しいなと感じました。前倉山から南昌山へのロープ場も雪が付き足の置き場に困り、頂上に近づくほどの急斜面・・・と言うか崖。ロープは雪で見え隠れ。掴む岩ももろく落石の危険が高し。総じて前倉コースは今時期×。登っていてなんですが通常ルートにしましょう。下山は素直に林道を降りました。

■記録

麓の天気は久しぶりの快晴

ぬさかけの滝を右手に見ながら沢沿いに。日陰は凍結

久し振りの前倉コース登山口。参拝してGO!!

程なく雪出現

やせ尾根。左右50°以上切れている。滑れば谷底へ

雪道でわかる先行者の有無

もうちょっと落葉登山したかったな~

目の前に前倉山と奥の白いのが南昌山。これを越えなきゃならないのだ

前倉山へのロープ場。ここはまだ大したことない

おっ頂上かな?

看板は無し。で正面にドンと南昌山

ストックをしまいチェーンアイゼンを装着。あっヘルメット忘れた~

さてではアタック開始!!

雪は20cm程度。ここまで積もれば靴底を気にしなくてもいいけど急だ

トレース泥棒。助かる~

さすがだ。勉強になる

この角度。少しも油断できない

雪からロープをほじくり出しながら

掴むものがあれば何でも掴む^^

この辺りからが核心部

木の根っこも油断ならず。足の置き場難しい

高度感出てきた

岩と雪のミックス。ヘルメット必要だった。反省

チェーンアイゼンに限るし掴める物は掴もう^^

ここ厄介

標高的にまだだな

ここも気合で乗り越える

緩んだ!!

標高的に東根に近づくと・・・

その通り。下りはもとより登っていてなんですが・・・今時期は止めとこう!!

到着。2時間もかかった。汗だくで汗冷え🥶

積雪膝上位。麓は雪なし。今年はどういう冬になる?

達成感はあるが二度とこの時期には登りません^^

さすがに今日縦走している人はいないか

さすがに下山は通常コースへ

5合目でこれくらいの積雪。頂上とはだいぶ違う

東根方面もトレースなし

エネルギー使ったので緩々と

今日も無事下山できて感謝!!

■タイム
08:35 矢巾温泉登山口出発
08:50 前倉コース登山口(参拝)
09:17 ニセ前倉山
09:39 前倉山
09:59 ロープ場取り付き
10:21 ロープ場終了地点
10:39 南昌山  
10:41 下山開始
10:57 五合目
11:38 ぬさかけの滝
11:43 矢巾温泉登山口到着
※登り 2時間4分、下り 1時間2分

■GPSログ
距離:6.80km、高度の上昇/下降:694m/-695m



■勝手に難易度指数
21+5(崖リスク)=26points

■感想、反省等
・矢巾町公式登山道ですが、
・実は県内一危険な急登斜面です
・なぜこのコースを登山道にしているのか謎です
・かつての修験道に対しての敬愛なんでしょうかね
・この危険なコースに敢えてこの時期挑みました
・ロープを雪から堀り出しながら行く感じでした
・これ以上雪が深いとロープ自体消滅します
・ヘルメットとピッケルあっても良かったかも
・結果的に冬はこのコース止めた方がいいですね
・今年もう低山も雪に覆われ登れる山無いですね~

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