数年前から皆で狙っていた毛無森に挑戦して来ました。自分も昨年撤退していますし、なかなか残雪のタイミング測るのが難しかったため、何年も先送り状態でしたが、今日は完璧な天候と締まった雪。若干のトラブルもあり皆に迷惑かけましたが、何とか制覇できてうれしい限りです。今日はこだわりのKZY555さんとスキーじゃなく登山のBONZUさんと自分の3名でした。とっても心強い感じでお陰で無事生還できましたっす。
■記録
早池峰ダムから望む鶏頭山と毛無森。あの鋭い鶏頭山を越えて左ののっぺりした毛無森へ。思ったより雪が着いてない?
岳駐車場集合。岩手の河童橋を渡り鶏頭山登山口へ
およよ。雪が無い。去年同じ時期に登った時は豪雪だったのに。一抹の不安が募る感じ
急登を凌ぎ尾根へ。一気に展望が開ける。今日は風も無くいい感じだな
ニセメタボ岩はデンジャラスゾーンだった。氷を避けて通過するBONZUさん
稜線上の雪庇地帯突入。やはり全然小さめ。北上山系は雪が少なかったのかな
まぁそれでも雪が締まっていたので順調に避難小屋通過。屋根の雪が無い・・・
ここからアイゼンに履き替え昨日買ったピッケルでいざ!!
え~雪が無い・・・。アイゼンどうしようか・・・面倒なので履きっぱなしで進むが・・・
ちなみにこれは去年3月19日の写真。全然違うんだな~
振り向くとおお~素晴らしい
おお~真っ白な三角錐の鳥海山!!
で去年撤退した地点へ難なく到着。なんだかな~。まぁいいかとアイゼン着けたまま梯子を登るといやな音・・・
見事にアイゼン破壊。ショウガナイのでここから無理矢理スノーシューを装着するが
岩場と氷はとっても歩きづらい(泣)思わずお地蔵さんに安全登山を祈願
ここから鶏頭山まではマックスデンジャラスゾーン。残雪期に来たのは初めてだが緊張の連続だ。羽後朝日岳に匹敵するな
これは滑ったらお終い。ぞぞっ
とか考えつつもいい景色。あ~懐かしい稜線
3時間を要し鶏頭山到着。いい景色・・・さて
ここで帰ろうかと言う感じでもあるが、初心忘れるべからず。毛無森直ぐそこに見えているが実は遠い
これまで稼いだ高度をずんずん下げる。何とか雪を伝っていけそうである
そして登り返し。結構思ったより高低差ある
ふとKZY555さんが怪奇現象発見。麓から一筋の光と言うか真っ直ぐに伸びる雲が・・・一瞬の出来事。何だったんだろう
帰りはあれ登り返すんだよな~
ついに手無森の山頂部到着。ここは予想通りのっぺりとした場所。あれが標識か?
と言うことで登頂おめでとう!!
志波三山とその奥に雄大に佇む和賀山塊。高曇りなので意外に遠望が利く
さてここは風も冷たいので下るか・・・
中略・・・下って登って再度鶏頭山。かなり足に来ている
そしてニセ鶏頭へのデンジャラス稜線。何とかクリヤ!!
ニセ鶏頭にホシガラス。ギャーギャー煩いが可愛い
中略。ヘロヘロで無事帰還する。皆さんご苦労さま
■タイム
07:25 岳駐車場出発
07:33 鶏頭山登山口
07:50 水場
07:58 畳石
08:44 ニセメタボ岩(ニセニセ鶏頭)
09:07 避難小屋
09:47 七折の滝分岐
09:50 最初の梯子でアイゼン破損
09:58 ニセ鶏頭
10:23 鶏頭山
10:37 毛無森最低コル
11:04 毛無森到着
11:15 下山開始
11:32 毛無森最低コル
11:58 鶏頭山
12:15 ニセ鶏頭
12:23 七折の滝分岐
12:40 避難小屋(昼食)
14:11 鶏頭山登山口
14:20 岳駐車場到着
※登り 3時間39分、下り 3時間5分
■GPSログ(距離:10.03km、高度の上昇/下降:1210m/-1210m)
■勝手に難易度指数:36+4(アイゼン破損危険度)=40points
■感想、反省等
・相当・・・でしたね
・なんか風邪引いたっぽいです。悪寒が・・・
・下りの雪で踏ん張りが利かず何度も転びました
・なんか変だなと・・・結局インフルエンザでした
・騙しだまし使っていたアイゼンやっぱり。買わなきゃ
・実はKZY555さんもピッケル紛失というアクシデント
・一時は登頂断念も頭の中を過ぎりました
・でも何とか行って来れたのでOKとしましょう
・危険箇所は何と言ってもニセ鶏頭~鶏頭山。ご油断なく
・全然雪少ないです。多分来週は登れないでしょう
・今日が毛無森ラストチャンスでしょう多分
・ヤバイ。治さなきゃ・・・
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