Atsu

人生に大きな変化が!

assunta

2013年08月11日 | blog

イタリアは365日、365人の聖人の日がある。
生まれた日の聖人の名前をつける人はお祝いは1回。誕生日と聖人の名前が一致しないひとはお祝いが2回ある。

私のイタリア名はAssunta。イタリア人はAtsukoの「つ」が発音できないため、私は「あつ」じゃなくて「あす」。

Assuntaの日は8月15日。終戦記念日。

年々原爆や戦争のテレビを見なくなっている。でも忘れちゃぁいけないんだ!

私の祖父は太平洋戦争へ死にに行った。赤紙がどのように配達されたかも知っている。

村長が、自分の村から戦争へ行かせる人を選ぶ。そして赤紙がくる。

村長の身内は安全だったりする。

私の祖父は当時35歳で、戦争に行く年齢ではなかった。

当時、サイパンでは兵隊が足りず・・・足りないんじゃなくて、負けていたから、兵隊を投入することで体裁を取り繕うために召集された。

戦地からの手紙を祖母に見せてもらった。「愛する妻へ」

おじいちゃんの遺伝子が私の中にいる。私に子供がいたら、そういうことも教えてあげれたのにな。残念。

 


鱧三昧

2013年08月01日 | blog

日曜日の午後、松屋町の重鎮が、自分の会社の商談室に、割烹屋さんの料理人を呼んで、鱧パーティー。

料理人は鱧のお刺身を確保するため、1.5kgの鱧を2匹仕入れ、骨が無いお腹の部分をうす造りにしてくれた。

大きな鱧は凶暴で扱いにくいため、市場で蹴飛ばされたりするらしい。すると、蹴飛ばされた部分は、人間と同じように打ち身となり、身が硬くなる。だから蹴飛ばされないように大事に扱うよう、お願いしておいた2匹だ!

お腹の子は、蒸したものと、塩辛に。もちろん肝もいただいた。内臓も手作りポン酢で旨い!

お刺身はフグのような感じ。

通常の食べ方、お鍋で軽く火が通った鱧は・・・・・ふっわふわ!骨の感じが全くなくて、時間が経つと、お箸でつかめないほどふっわふわ。こんな鱧、初めて食べた!

重鎮の通風の皆さん、ご馳走様でした。

夕方、すでに千鳥足。でも行かなければならない場所があった!BOOK OFF!

ゲーテのイタリア紀行(上)。中と下はamazonで購入予定。

知識と教養が鱧をもたらす。