R40おやじの記録

妻と子供を愛し仕事もがんばる!
だけど若い女性にもモテタイ。
野望と下心を合わせたもったオヤジのBlogです。

「志は胸に、誇りは腕に」だって・・・?

2007-11-25 | GRANDSEIKO 50th考察
腕時計市場調査 2006年2月実施

実施方法:WEB調査
対象者:20歳以上の男女1000人
条件:10万円以上の腕時計に興味がある
スイス時計協会FH抜粋

【腕時計選択時の需要要素】
1位デザイン:85.4%  2位価格:55.3% 3位ブランド:53.8% ・・・
ところがムーブメント:10.8%

【好きなブランド/買いたいブランド 】
ROLEX:47.9%
OMEGA:36.4%
SEIKO:26.9%
IWC:7.6%
BREGUET:3.7%
PATEK PHILIPPE:2.9%
AUDEMARS PIGUET:2.7%

である。

所有本数においても1本君が17.8%、2本は24.8% 3本以上が54.8%である。
金額においても20万円以上が26%を占めるものの30万円以上は14.2%、100万円以上だと1.2%と少数すぎる。

こうしたデーターを基にスイス本国の本社はいかにして 自社の高額時計を買わせるかを考えている。言いかえれば消費者を洗脳を洗脳することに躍起になっている。

セイコーの製品が消費者に受け入れない品質ではなく、完全にストライクゾーンに嵌って
いるはずである、にも関わらず売れ行きが芳しくないのはやはり広報のせいであると言わざるを得ないと考える。

「志は胸に、誇りは腕に」などというコピーを考えた馬鹿代理店は契約を打ち切るべきだ!

続く・・・

グランドセイコーの歴史

2007-11-08 | GRANDSEIKO 50th考察
【誕生】
1960年 (昭和35年) 初代グランドセイコーの誕生。

1963年 (昭和38年) 2代目グランドセイコー。GSセルフデーター。

1964年(昭和39年)
スイス・ニューシャテル天文台コンクール出展
第二精工舎、最高位153位、諏訪精工舎、最高位144位。

1965年(昭和39年)
スイス・ニューシャテル天文台コンクール
第二精工舎、最高位124位、シリーズ賞(企業賞)6位。諏訪精工舎、最高位114位。

1966年 (昭和41年) 62GS - 初の自動巻きモデル。
スイス・ニューシャテル天文台コンクール
第二精工舎、最高位9位、シリーズ賞(企業賞)3位。
諏訪精工舎、最高位104位、シリーズ賞(企業賞)6位。

1967年 (昭和42年) 44GSを製造開始。
スイス・ニューシャテル天文台コンクール       
第二精工舎、最高位4位、シリーズ賞(企業賞)
 諏訪精工舎、最高位12位、シリーズ賞(企業賞)3位。

1968年 (昭和43年) 61GSを製造開始。19GS - 婦人用高精度モデル。
スイス・ニューシャテル天文台コンクール 
 諏訪精工舎、最高位4~8位、第二精工舎最高位2位。
ジュネーブ天文台コンクール 4~10位(腕時計部門総合1位)

1969年 (昭和44年) 61GSV.F.A. - 日差±2秒を実現。 45GSV.F.A.製造開始。

1970年 (昭和45年) 56GSを製造開始。

【復活】
1988年 (昭和63年) 95系クオーツ - クオーツのGSが誕生。

1993年 (平成5年) 9F系クオーツを製造開始。

1998年 (平成10年) 9S系メカニカルを製造開始。


<<グランドセイコーの魅力>>

「我々の目的意識は強かったと思います。理屈じゃなく"スイスを超える時計を"という頑張り、熱意。個人の力と総合力の発揮という言葉が当社の理念にもありますが、それはこのコンクールを経験しなければ出てこなかったものかもしれません。
その意味では、当社の根幹をなす理念をつくったのが、この天文台コンクールではなかったかと思います」
(1963年当時・諏訪精工舎取締役・中村恒也氏・談)

GS規格

2007-11-06 | GRANDSEIKO 50th考察
「GS(グランドセイコー)規格」。それは、高精度メカニカルウオッチとして、グランドセイコーの名が世の中に認知され始めた1960年代半ばに、その精度について設定された独自の基準。最高の腕時計をつくるために、当時の高精度な高級時計のための国際的な規格であったスイス・クロノメーター規格以上に、厳しい基準をSEIKOは自らに課したのです。以来、機械式のグランドセイコーが一時ステージから去る1970年代初頭まで、この「GS規格」をクリアしたメカニカルキャリバーだけにしか、グランドセイコーの名を与えられることはありませんでした。
そして、1998年。初代グランドセイコーが課した「GS規格」よりも高いハードルに設定された「新GS規格」とともに機械式グランドセイコーが復活。そのモデルに搭載されたのが、高精度メカニカル「9S系キャリバー」でした。
開発にあたり目指したのは「実用性を追求した機械式時計」。つまり、毎日使っていただける信頼性と高精度を維持できるメカニカルキャリバーの実現でした。そのためには、複雑な機構よりシンプルな構造が理想的であり、すべての部品の加工精度を徹底的に高める必要がありました。そうした課題を乗り越え、「新GS規格」をクリアしたメカニカルキャリバー9Sを生み出すことができたのは、時代とともに進化したSEIKOの先進テクノロジーと、名匠と呼ばれる職人たちの存在があったからでした。50時間持続可能な新素材のぜんまい。その動力をてんぷに効率良く伝達するためにシミュレーションを繰り返した輪列機構。設計図通りに仕上げるため、職人たちの手によりひとつひとつ磨き上げられた歯車。長年の経験と最先端の技術が融合して生み出されたメカニカルキャリバー9Sには、伝統を重んじ、革新を忘れないSEIKOの開発精神が凝縮されているのです。

SEIKO TECHNOLOGY

GSの50thモデル キーワードは「精度」であると考えます。
その「精度」についてGSの歴史を追いかけながら考えてみます。