イタリアの旅 ③

カプリ

朝早くに家を出てナポリに向う。８月下旬はもう秋。結構寒い。長袖は必需品。昼間は暑く朝、夜はかなり冷える。ナポリまでローマから約２時間ぐらいかかった。ナポリの駅にはかなりびびった。ここはツアーで来るべきところだと思った。駅をでるとず～っと先まで黒人の出店が並ぶ。そして原チャリがすっごいスピードで走ってる。横断歩道も信号もあるけど、意味がないもの。道路を渡るのもやっとだった。道路はめっちゃめちゃ汚い。ガラスの破片がアチコチに散らばってる。ちょっと怖かった。いやかなり。とりあえずホテルまで行こうと決めた。聞くにもなんか怖そうなんで警察に行った。しかしそこには警察はいない。いたのはたむろっているおじさん３人。目が合ったので彼が聞いてみた。以外と親切に教えてくれた。駅から５分もかからないところにホテルはあった。がっしかし。。。なんでホテルなのに玄関にカギが？しかもカーテンまで閉まってる。えっ閉店？そんな訳ない。叩いてみた。ホテルの従業員が出てきた。そして私たちが入るなりまたカギを閉める。従業員はとっても親切な感じだった。でもナポリは治安は良くない。はっきり言ってホテルから出たくなかった。でも彼が「せっかく来たんだからやっぱり青の洞窟見に行こう」というので、また、出た。市場には新鮮な魚が並ぶ。でも通り過ぎた。海岸まででちゃえば大丈夫だろうと思い、海岸にでてひたすらフェリー乗り場まで歩いた。そのフェリー乗り場は観光バスだらけ。ホッとした。生ハムのパニーニと水を買い船に乗る。乗り物酔いの薬を忘れたことに気づいた。案じてるせいかやっぱり吐いた。彼の慰めの一言は「大丈夫。後ろでも吐いてるから」周りを見渡すと少なくとも３人はいた。ナポリの町を沖から見た。とっても綺麗だった。遠目で見るときれいなのに。。フェリーで４０分でカプリ島につきそこからまたボートで２０分で青の洞窟らしい。せっかく来たのに「高潮のため中止」と日本語で書いてあった。青の洞窟一度は見たいと思ったけど、少しホッとした気もする。はっきり言ってこれ以上船に乗りたくなかった。カプリの海は十分青かったし、すごい綺麗だった。透き通った青。今度来る目標ができた。次はツアーにして薬を忘れない。またくるぞ。 ナポリに戻り勇気をふりしぼり町中を歩いてみた。おいしそうなジェラート屋を見つけ、キイチゴのジェラートを食べた。なんかだんだん慣れてきたと思った。がホテルの前に着くと酔っ払ったおじさんが。。やっぱり怖い。ナポリは眠らない町って聞いてたけどほんと誰も寝てない。彼が明日も青の洞窟にリベンジするって言ったけど即却下。帰りましょう。明日はコロッセオに行くのだ。グラディエーターだっ