「伝統と文化を尊重し、それらをはぐくんできた我が国と郷土を愛するとともに、他国を尊重し、国際社会の平和と発展に寄与する態度を養う」
自民党と公明党は教育基本法の改正で、愛国心についてこの表現で合意しました。
「我が国を愛する態度を養う」で「我が国を愛する心を養う」ではありません。
心と態度は非常に関係が深くても別物です。
普通の人であれば嫌いな上司でも挨拶をしたり敬語を使います。
全ての国民に愛国心を持ってもらうには、全ての国民が誇りに思えるような国にするしかないでしょう。
「国を愛していなくても、日の丸・君が代が嫌いでもかまいませんが、国歌が演奏されたら帽子を取りましょう。」などと、心と態度の不一致も礼儀作法として、時には必要であることを教えてもいいのではと思います。
ただ、東京都で行われているような強制は論外でしょう。