いのちの木

世の中のさまざまな出来事について、感じたことを書いてます。

落合監督

2004-10-29 12:59:43 | Weblog
 近鉄・オリックス合併問題のときだと思いますが、「選手会として徹底的に戦って来い。優勝や日本シリーズがなくなってもかまわない。世の中には、それ以上に大切なことがある」と落合監督は語ったそうです。(本日の朝日新聞 天声人語)

 久々にスカッとする言葉で、涙が出そうになりました。

 今日から落合監督のファンになります。

危険な全頭検査

2004-10-15 13:44:13 | Weblog
 現在のBSEの全頭検査では、20ヵ月以下の若い牛では、感染が分からないそうです。

 つまり、今販売されている牛肉の中には、感染牛の肉が含まれている可能性があるということです。

 もし、20ヵ月以下の検査をやめれば、「検査済」「未検査」という表示が付くでしょうから、20ヵ月以下であることが判別でき、危険性のある肉を避けられるので、はるかに安全になります。

 ただし、検査の中止が任意では、20ヵ月以下でも「検査済」になってしまうので、20ヵ月以下はすべて意味のない検査を中止すべきです。

 まさか、「検査済」「未検査」という表示をしないということは、ありえないでしょう。

握手

2004-10-14 14:21:33 | Weblog
 政治家が外国の要人と会う場面をテレビを見ていて、いつも気になることがあります。

 それは握手する時に、相手とほとんど視線を合わさずに、すぐにカメラのほうを向いてしまうことです。

 握手は相手との友好を表す手段ですので、がっちり握手して、しっかり目を見て、それからゆっくりカメラに向かって欲しいものです。

 あんな握手は相手に失礼と思うのですが、外務省などはどう考えているのかなあ。

解剖実験

2004-10-04 13:23:09 | Weblog
 小・中学校で、解剖実験が減少しているそうです。(昨日の朝日新聞)

 そのおもな理由は、下記のようです。

・教科書で扱っていないから。
・視聴覚教材で代替できる。
・生命尊重の教育に反する。

 また、「生きた魚を殺すのはかわいそう」「気持ち悪い」「こわい」など、子どもの抵抗感も強いそうです。

 臓器の形・位置など単なる知識なら視聴覚教材である程度代替できるかも知れませんが、手触り・においなど視聴覚教材では無理ですし、その他の面でも実物には決して及びません。

 生命尊重の教育といっても、生命がどんなものであるか知らない子どもたちに、ただ言葉だけで説明しても、どれだけの効果があるのでしょうか。

 ただでさえ自然体験が少なくなった子どもたちから、解剖実験をやらずに生命体験の機会を奪うことが、最近の悲惨な事件の遠因になっているかもしれません。

 命を奪うことだから生命尊重に反すると単純に結論付けずに、解剖実験の子どもたちに及ぼす影響・効果をしっかり研究すべきでしょう。

 また、解剖実験に使用したお魚は、次の家庭科の授業でお鍋などにして、おいしくいただくというのも良いでしょう。