Off the Ball

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アルツハイマー病を患っているプスカシュ

2005-09-24 | 欧州
かつてレアル・マドリードのチャンピオンズ・カップ5連覇に貢献し、クラブの黄金時代を築いたプスカシュは、現在、アルツハイマー病と戦っている。

入院中のプスカシュに面会できるのは家族と限られたのみだそうだ。その友人の話しによると、プスカシュは見る影もなく、意志疎通もできないような状態だという。

今夏、レアル・マドリードはハンガリー代表と親善試合を行い、約10万ドルをプスカシュの家族に介護費用として寄付したそうだ。

プスカシュは所属したハンガリーのホンベドで、357試合で354得点という素晴らしい成績を残し、5度のリーグ優勝を経験している。
また、1952年のヘルシンキ五輪で金メダル獲得、1954年W杯で準優勝を果たしている。
1956年にソ連の軍事介入によって母国の情勢が悪化すると亡命し、2年の出場停止後、31歳でレアル・マドリードン加入した。
レアルでは8シーズンで6度の国内リーグ優勝と欧州で3度の優勝に貢献した偉大な選手である。

ブラジルならペレ、ドイツならベッケンバウワー、ハンガリーであればプスカシュなのだ。

プスカシュはアルツハイマー病を患いながらも、引退から40年たった今も伝説のプレイヤーなのだ。

ジョージ・ウェアは大統領になるのか?

2005-09-04 | 南米
ジョージ・ウェア・・・ご存知「リベリアの怪人」の異名をもつ、アフリカの生んだ
史上最高のストライカーだ。

では、チラッと経歴を。

モナコ、パリ・サンジェルマン、ミラン、チェルシー、マンチェスター・シティ、マルセイユなどでプレーし、1989年アフリカ年間最優秀選手、1994年アフリカ年間最優秀選手、
1995年欧州年間最優秀選手、1995年世界年間最優秀選手、1995年アフリカ年間最優秀選手など書くのが疲れるくらいの個人タイトルを獲得している。

また、代表がFIFAに支払う5000ドルを肩代わりし、代表のユニフォームや遠征時の飛行機のチケットの購入、コーチや監督への給料支払いと母国のサッカーの発展に常に尽力してきたのである。

彼のの祖国への貢献はサッカーに留まらず、内戦に傷ついた人や施設への援助のためにジョージ・ウェア基金を設立。
リベリアのユニセフ親善大使をも務める。

そんなウェアが来月に行なわれる大統領選に出馬か?

国民の世論調査によると、60%以上がウェアの大統領就任に賛成しているという。
来月にはジョージ・ウェア大統領が誕生するかもしれない。

しかぁーし!政治経験のないウェアを大統領になることを面白く思っていない人たちもいる。国連やアメリカだ。

さてさてどうなることやら…仮に選ばれたとして、それを否定するようなことがあると、民主主義に反するしね。

それにしてもどこかのボスとも思えるくらい強面の大統領だ(爆)

5ゴールで結婚

2005-09-03 | 欧州
久しぶりのUPです。
今回は超マニアックです。

こう見えても24歳です。
デンマークのオーデンセンでキャリアをスタートさせたベゲルンドは、
1999年からオランダのPSVに加入。
今シーズンからドイツ・ブンデスリーガのボルシアMGに加入しました。

デンマーク代表としても2002年W杯や2004欧州選手権にも出場経験があります。

ディフェンダーでもある彼は、8月13日第2節のボルフスブルク戦で、終了間際に同点ゴールを挙げ、チームに貴重な勝ち点1を与えるだけではなく、自身のプロ生活で初めてのゴールを挙げたのです。

シーズン前、ベゲルンドは彼女に言いました。
「5ゴール挙げたら結婚しよう」と。

これまで得点したことのなかったベゲルンドにとって、この言葉は『ありえないこと』だったのだろうか?それとも『決意の表明』だったのだろうか?

なんと8月27日の第3節シャルケ04戦でもゴールネットを揺らしたのだ。

PSV時代の6シーズンゴールを挙げなかった彼が2試合で2得点とは…。
今季はまだまだ長い。シーズン後には5ゴールを引っさげてプロポーズするのだろうか?