「霞沢岳を仰ぐ！！」

頭上の空、延々と青く広がりを見せる。
時折雪煙は舞い、彼方に消えていく。
雪質・量ともに◎。
先週降ってくれた新雪に感謝。
ノートラックの雪原を踏みしめる感覚が心地よい。
皆積極的に方々へ散らばり。
各々のペースに、各々の楽しみ方。
まっさらの森林内に人間の痕跡を残す。
上高地のような大自然の中では、人は人間であり、動物である。
どうせなら、動物として自然界に溶け込み、出来るだけ一部と化する努力をしたいものだ！
それが本来の人間のあり方であり、自然にたいしてもやさしい接し方。
柄にも無くそう思う。
そんな風に今日もスノーシューイング。
改めて上高地の雄大さに圧倒される！！

ド！ピーカンで終始穂高の山容がはっきりと！！
と書きたい所ではあるが、そうは問屋は卸さない。
１２月＆１月の上高地は筋書き通りにはいかないもの。
雪は真横から吹き付けるわ、一日中ガスってるわ、おまけにホワイトアウトまで始まったりなんかして・・・・
（最低気温マイナス２０度を越える日も多々）

しかしそれこそが真の上高地の姿。
俗な人間は寄せ付けない自然の厳しさ。
それだからこその凛とした空気、ピュアな景色。
ありのままの北アルプスの冬を見せ付ける。
堂々かつ優しく・・・・

もちろん今回も拝ませてもらった。
バックにそびえるは隠れた秀峰「霞沢岳」。
昨年のブログでも紹介させて頂いた通りの絶景。
とにかく白い。
とにかくＳＥＸＹ（ロッキー氏曰く）。
これ以上例えられん。

これだけは実際に来て見ていただくしか方法は無い。
だって書いても、語っても、撮っても到底たどり着かない・・・・

やっぱり見るしかないんです！
あなたの目で・・・・