今日も愛車S55年式サファリで出勤。
曲がりくねった国道158号を重低音を響かせながら走る・・・・
乗鞍・上高地の玄関口「新島々駅」を通り過ぎ、これからアルプスに挑む登山客の無事を祈りつつ・・・・
馬鹿デカいザックに想像を膨らませながら・・・・
「あの子は一人で涸沢経由、北穂登頂組かな?」
「あのオヤッサンは岳沢経由前穂~奥穂縦走組かな?」
「あれあれ新島々駅を飛び出し急ぎ足で国道を歩き続ける若者を発見!そうか徳本峠まで歩くのか?なかなかタフだな~」
何てミーハーチックに想像の翼を広げながらのいつもの光景。
その後梓川を渡り、トンネルを抜け、稲核ダムを横目に走り続けると大きな右カーブの真横にこの大カツラは鎮座する。
以前のブログでも紹介したが、なぜかこの大木の紅葉を見ると立ち止まり見上げたくなる。
(生まれてくる子どもが男だったら、カツラの大木で「桂太」と名付けようとさえ考えるくらい僕はこの木を愛する)
そしていつもこう思う。
「秋も深まってきたな~」
そして同時にこうも思う。
「そろそろ凍てつく冬がやってくるな~」
特にテンションが上がるわけでも、下がるわけでもおセンチになるわけでもなく、ただただそう思う。
今日も周囲のドライバーに変わった眼で見られながらシャッターを切る。
普段カツラの大木を見る時はぶっとい根元から首をこれでもかっ!上げて見上げるのが通例だが、ここのカツラは自分の目の高さに林冠部が来る。
だからなお一層見応えがあるのであろう・・・・
今日もダム湖から吹き上げる沢風によって、あま~い醤油の様な香しい匂いが昇ってくる。
あ~こんな時はのんびり、じっくりカツラの大木が多数鎮座する水殿川、島々谷川を歩きたくなる。
クンクンしながら腰かけ、握り飯を頬張りそこら中に落ちているカツラの葉をこれまたクンクンするのだ。
おそらく足下には無数にトチの実が転がっているはず・・・・
一度もトチのあく抜きおよび栃餅作りにはチャレンジしたことがないが、今度相棒の松とやってみたいと思う。
さてさて明日もここを通る僕と相棒のサファリ号。
明日は今日よりもまっ黄色の美しい姿を見せてくれることであろう。
早朝の出勤が今から楽しみで仕方ない・・・・
ちなみにこの秋の紅葉はとにかく美しかった!
どこまでも続く紅葉の絨毯を見とれながら歩く・・・・
こんなに幸せな秋は無い。
さあ!さあ!!今日も17:00を回った!!!
「ビールを回せ~底まで呑もう~」
大学ラガー時代に泥酔して歌った懐かしの曲。
<高天原山荘前で至福のBEERをあおるオヤジ―ズの面々>
皆さん!今日もお疲れ様でした!!
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