兄の元婚約者は援交少女

5年以上前に兄が連れてきた婚約者が援助交際をしていたのですが、発覚した時の修羅場は今でも強烈に頭に残っています。兄の婚約者が遊びに来た時に私がニュースを見ていて、援交についてのニュースが流れたのですが、そこで兄の婚約者が「昔援交してたけどなんで悪いのかわからない」と暴露、休日だったのでそのまま相手の親も呼んで問い詰める事になりました。

婚約者とその両親に加え自分の両親にまで援交していたことから罵られ、元婚約者が逆ギレして放った「援助交際をしても女は捕まらないんだから、女にとって援助交際はやっちゃいけない悪いことじゃない」という言葉と、その発言に堪忍袋の緒が切れ実の娘の顔を殴った元婚約者の父の形相は一生忘れられないと思います。援助交際をする女性は、頭の何処かがおかしいのだろうと思わざるを得ない事件でした

援助交際は人生を終了させかねない

中学時代の女友達が高校に行ってからガラリと変わってしまいました。おしゃれになり、ブランド志向で人を見下すような子になりました。5年ほどして援助交際していたと噂が広がり、そこから引きこもりになってしまい、彼女の母親から相談されて会いに行き本人から話を聞きました。その内容は援助交際で知り合った人たちの子供を何度も堕胎していること、その中の一人に誘われてAVに出てしまったことなど驚きで何も声が掛けられませんでした。

暫くして彼女はなんとか働きに出ることが出来るようにはなりましたがそこで終わることは無く、結婚を考えていた相手の両親に興信所で調べられて全てがバレて破談となりました。彼女はずっと独身のままでしたが、40歳になったころに自分の命を絶ちました。「若い頃に援助交際なんてしなければよかった」と悲しそうに言っていたのが印象に強く残っています。

援助交際というニーズを満たし合うビジネス

どんなビジネスにも双方にうまみがあると感じるときに、その商談は成立するのであり、それは援助交際においてもいえることです。女の子はお金が欲しいという気持ちがあり、そのために自分の体を差し出そうとしますが、男としては体の関係を持ちたいので、そのためであればお金を出したいという気持ちになります。

お互いのニーズが合致して必要なものを得ることができるので援助交際しようということになるのです。そしてその行為が終われば男は女の子にお金を支払い、女の子はお金をゲットできて満足するのであり、それを終えるとその関係はなくなります。後は金額であり、どのくらいのお金で受け入れるのかということであり、そのあたりが交渉術や会話の巧さにかかってきますが、最近は5千円くらいでも平気で女子高生が体を差し出し、体の関係を持たせてしまったりしています。援助交際ことはよくないことか？と議論しているサイトがありますが、議論する以前の問題です。明らかに悪いことだと私は感じています。

援交することは正しいこととは思えません

援交は誰でも簡単にできるとあるように、最近では残念ながら、簡単に誰でも援交ができてしまう時代になってしまいました。しかし、援交という言葉は困っている人に対して援助するというニュアンスを感じますが、実際はお金を得るために若い女性が体を提供することで成立するので正しい行為とは思えません。

貧乏で生活にも窮している状況で家族のために援助という名目でするのであればまだわかりますが、現実には遊ぶお金を得るために手っ取り早い手段として行うことがほとんどだと推測します。女性側が提供しなければ利用する男性側は援助にならないので、スタートは女性だと思いますが、男性が自らの欲望のために援助するという柔らかな表現で体をもとめるのは倫理上問題ありと考えます。いつから援助交際という言葉が認知されたのかわかりませんが、使い方を間違えていると思っています。