情熱大陸:三宅一生&宮前義之(2011/10/16)
情熱大陸:三宅一生&宮前義之(2011/10/16)
クローズアップ現代:2011年10月12日放送
世界を変えた男 スティーブ・ジョブズの素顔
http://cgi4.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail.cgi?content_id=3106
iPhoneやiPadなど時代の一歩先を行く革新的な製品を生み出し、IT企業「アップル」のカリスマ経営者として知られたスティーブ・ジョブズ前CEO(最高経営責任者)が5日に亡くなった。明確なビジョンと強いリーダシップでアップルを率いてきたジョブズ氏。製品の細部にまで妥協を許さない徹底ぶりや、卓越したプレゼンテーション能力は世界中の多くの人々を魅了してきた。番組では、ジョブズ氏を身近で知る人々の証言や、ジョブズ氏の言葉、かつてクローズアップ現代に出演した時の貴重な映像などを通して、IT界の天才と言われたジョブズ氏の素顔と、次世代へのメッセージを綴る。
番組中でゲストの孫正義さんが語ったジョブズさんの横顔
-----携帯電話の話のなかで-----
アイフォンがまだ開発中の時に僕はいろいろと話をしましたけれど、
「今の世に中にある携帯電話というものは、なんと美しくないuglyなものだ。あんな不恰好で、使いにくくて、メールだって打ちにくいし、ネジだらけで・・・・こんなものを人間が使っていること自体が俺は許せないんだ。もっと、美しくて素敵な、ワクワクするようなものを作ってみせるから・・・世の中を一変させてみせる。」
そのしゃべり具合が経営者じゃないんですよね。エンジニアでもないんですよね。まるでこうピーターパンが今から冒険の国に空を飛んでいくような、おまえも一緒に海賊船に乗って空を飛んでいこう! そういう語りかけるような、なんかこう目がきらきら輝いていうんですよね。もう吸い込まれちゃうんですよね。一緒に行きたいって。 もう彼の中ではそういうまるでいたずらっ子のような、世の中のみんな腰抜かせっていう、そういう思いですよね。なんかその退屈なビジネスのための、売り上げ上げるための、今期の決算のための、そんな発想どこにもないですよね。
NHK総合 ワンダーワンダー 2011年9月24日放送 「登れ!飛べ!アルプス縦断 天空の大冒険」
エックスアルプスはアルプス山脈を舞台に、パラグライダーと登山を組み合わせたような大会。
パラグライダーのトライアスロンか?
なんだかすごい面白そうなんですけど・・・
http://www.nhk.or.jp/wonder/program/1009/index.html
サキどり(NHK総合2011年9月18日放送)
http://www.nhk.or.jp/sakidori/backnumber/110918.html
育児のサポートを保育所等の公的負担で行うことには行政の予算不足でなかなか難しい現在、おじいちゃんパワーを子育てに活用してもらえないかという活動を紹介しています。
地域全体で育児や学校のサポートを行う事は教育の大きな流れとなってきていますが、実際はシステムや人材問題が各地域でさまざまで独自に手探りしている状況だと思います。
高校、大学の子育て世代の父母はやはり忙しくてなかなかサポートの側までまわりにくいので、高齢者の力を借りれないかという考え方なのでしょう。
紹介された活動
財団法人女性労働協会
ファミリーサポートセンターhttp://www.jaaww.or.jp/service/family_support/
子育て広場 あいぽーと
http://www.ai-port.jp/
ソフリエ(育児の基礎を学ぶと取得できるNPO法人の認定資格)
http://egaliteo.com/
NHK総合2011年8月28日「サキどり」ココロに残る思い出ギフト
http://www.nhk.or.jp/sakidori/backnumber/110828.html
不況の影響で、お中元やお歳暮ギフトの売り上げが減ってきています。
モノがあふれる現代社会の中でもらって喜ばれるギフトとは何か?ということで、そこでギフト会社が考え出したのが、「体験型ギフト」であり、このところ売り上げを伸ばしているらしいです。
番組内で取り上げられていたのは、
「キックボクシングジム体験」
「陶芸体験」
「熱気球搭乗体験」
へぇー。こんなのもあるんですね。
地域のNPO組織でも、地域の素材を活かした体験型ギフトをしているところがあります。
「オンパクココロクル」
大分県内限定の体験型ギフトを計画発信しています。
http://gift.onpaku.jp/
徳島県ならネタはたくさんありそうですね。
今週の委員会は久しぶりに面白かった。
外国人3名のゲストを迎えて、広島長崎の原爆投下に対する歴史的見解、米国主導で草案された憲法の問題、大東亜戦争の日米の歴史観、日本の自虐的歴史観がテーマでした。
これらの問題については立場が違えば意見も違うと思うので結論は出ないのでしょうが、いろいろな意見を聞くということ自体が「そういう考え方もあるんだな」と考えさせられました。
たとえ答えはでないとしても、終戦から66年たった今でもこうし毎年夏が近づくと、戦争について話し合う機会をもつということ自体が大切なことなのでしょう。
戦中に生きた人達もあと10年もすればほとんどいなくなってしまい、語り部がいなくなってしまうと説得力が薄くなってしまうかもしれません。
戦争の体験をひきつぎ次世代に語り継いでいくことはとても大切な事に思います。
番組中でココロに残ったのは三宅先生の発言で、「戦争に負けてよかったことがある。それは軍人政治を終わらせることができ事だ。」というものでした。
日露戦争までの軍人は大局をみる目があり、剛柔あわせて対処できる柔軟性をもっていた。それは日露戦争において国力の差があり、長期戦になれば勝ち目はないので、戦局が優勢なうちに米国に仲裁役に画策するなどに現れている。
しかし、大東亜戦争時には軍は硬直化した組織の中で柔軟な人材が排除され、あげくには精神論で勝利することができるなどという思想がまかりとおるようになってしまった。それらの軍人政治をすべて終われせることができたのは米国のおかげだ。という主旨の発言でした。
私が気になったのは「組織の硬直化」という問題で、これは今の官僚政治にもあてはまると思います。
戦後66年間の政治システムが硬直化して言葉狩りばかりやっているようではこれからの時代においていかれる危機感が非常におおきく感じています。
これをいかにして変革するのか?
場合によっては法律改正、憲法改正まで踏み込んでいかなくてはならない時期なのではないかと思います。
最近、坂本竜馬らが活躍した幕末がブームですが、実は今の日本はあの時と良く似た状況なのだなと思ってみると納得できることが多々あります。
そうみると、100年に一度の大きな転換点にさしかかっているのではないでしょうか。こんなときこそ目の前の問題より何十年後の日本を見据えた政治変革が必要なのだと思います。
ある意味大きな理想を掲げることのできる大風呂敷、豪胆な政治家が求められているのでしょうか。
NHK:たけしアートビート 2011/07/20
新しい生命をつくる男 テオヤンセン
番組紹介コピペ-------------------
オランダを代表するアーティスト、テオ・ヤンセンが創造したのは未知なる生物ストランドビースト。
たけしがチューブを開くと足並みをそろえて動き出した!数学好きのたけしはその動きに隠された聖なる数字の秘密に驚く。
"現代のダ・ヴィンチ"であるヤンセンが考えたビーストは進化の過程をたどり、今世界中で増殖が始まった。
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誰もが知っているテオ・ヤンセンのストランドビーストのメカニズムと誕生から進化までの秘密を解明してくれます。
運動システムの基本構造は各パーツが一定の比率で作られることにより、円運動を直線の歩行運動に変えています。
この黄金比率を発見するまで長い時間を要したらしいです。
進化の上でのもうひとつのポイントは関節部分の構造です。
軽さと加工性と強度が必要で、プラスティックを熱加工して関節をつくるというやり方に行き着いたことがストランドビーストの自由な関節を支えています。
ストランドビーストは科学でもありアートでもあります。
テオ・ヤンセンが現代のレオナルド・ダビンチにたとえられるのが納得できます。
NHKらいじんぐ産2011/6/23放送 ショベルカーの章
世界におけるショベルカーのうち日本の技術でつくられているのは約8割で、最高の技術を持っている。
http://www.nhk.or.jp/bs/risingsan/
日本におけるショベルカーの進歩は下水道工事とともに発展してきた。
当時のショベルカーは操作性が非常に悪く、なかなか思うように動かすことができなかった。
操作が油圧に改良
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2系統の油圧操作システムを開発し、スムーズな動きが実現。
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ミニショベルカーが登場。
これにより住宅建設現場などの狭い現場での使用が可能になる。
日本製ショベルカーの海外市場での評価が高まり世界市場への普及が始まる。
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アタッチメントを取り替えて、「掘る」だけの機械から、「つまむ」、「壊す」などの多用途の機械へと変化した。
現在では使用方法によって20以上のアタッチメントがある。
中には地雷除去のアタッチメントもあり、カンボジアでの地雷除去実績43万個。
平城京の発掘作業でショベルカーが利用されている映像を見た。
20mm下げて漉き取る作業はすごいな。
実はショベルカーで地面を「掘る」のではなく、平行に「すきとる」のはとても難しい作業だった。
現在の6系統の油圧システムを持つショベルカーではこういうことができるんだなあ。
なにげにやってるが、とてもすごいことなんだぞ。
佐藤可士和のエンディングトーク
ショベルカーの進化には2つのキーワードがある。
ひとつは「いかに人間の手に近づけるか」という技術的な目標。
もうひとつは「いかに人のために役立てることができるか」という「ハート」の部分。
クローズアップ現代 2011/6/22放送
“医療費のムダ”を減らせ ~国民皆保険50年~
--------番組解説コピペ------------------------------------
長寿国・日本を支えてきた「国民皆保険」制度が生まれて50年。
近年では医療費の増大や国保の納付率低下などでその存続が危ぶまれてきたが、今、各地の自治体が立て直しの取り組みを始めている。
広島県呉市では、市民のレセプトを独自にデータベース化して「無駄な医療費」削減に切り込み始めた。
月に15回以上病院に通う人には訪問指導し、安いジェネリック薬が使える人には通知を出して負担軽減を訴える。
また、医療費の高い人工透析を増やさないように、自治体が糖尿病患者の生活指導にものりだした。
しかし、医師と患者で決める医療行為に、保険者として自治体がどれほど介入できるのかなど、課題は少なくない。
他にも各地の自治体で始まった国保保険料の値上げや滞納者への罰則強化などの取り組みなどを取材し、どうしたらこの先も皆保険を守ってゆくことができるのか、その方策と課題を考える。
http://cgi4.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail.cgi?content_id=3060
NHKらいじんぐ産 2011/06/09 電気炊飯器の巻き
番組解説のコピペ-------------
今回のテーマは「電気炊飯器」。かまどでの飯炊きから女性を解放したいという技術者によって開発された。やがて「便利さ」から「おいしさ」へと開発の焦点が移りながら、日本ならではの技術革新を遂げてきた。関係者への取材を交えて、電気炊飯器の歴史を探る。【ナビゲーター】佐藤可士和
電気炊飯器の進化に何故これほどの年月がかかったのか。進化の歴史は割とすごいものでした。
①かまど
かまどは米が炊き上がるまで前を離れることができず、女性にとって大変な労働であった。
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②電気炊飯器 大正時代
各メーカーが開発したが電源が手動であったので手間がかかりあまり売れなかった。
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③全自動電気炊飯器1955年発売。
大ヒットした全自動電気炊飯器は東芝の下請工場の三並義忠氏が開発した。
それも、当時の東芝の担当者が、営業に再三訪れる三並氏にに嫌気がして、時間のかかる難しい仕事をやらせてあまり営業にこないようにしてやろうという魂胆だったという裏話がある。
三並氏は妻と2人3脚でテストを繰り返し、温度苦難の末、バイメタルを利用した温度スイッチと3重構造間接炊きというアイデアで、外気温にかかわらず炊き上がる製品の開発に成功した。
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④保温機能付炊飯器 1965年発売
高度成長期に帰宅の遅い父親が暖かいご飯を食べられるようにというニーズを狙い、保温機能をもたせた製品を発売した。最初に開発したのは魔法瓶メーカーの象印だった。各メーカーが後を追って発売し一般に普及した。
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⑤IHジャー 1980年代
IH方式が炊飯器に取り入れられたのは、かまど炊きのようなご飯のおいしさを追求するためには、途中の急激な加熱が必要だったためである。その機能をもたせるためにIHを採用し、ここにきてようやくかまど炊きのおいしさに並ぶ電気釜が完成した。
しかし、発売当初IHジャーは売れなかった。理由は・・・値段が高かったから。(5万5千円)
潮目が変わったのは翌年の男性雑誌「popye」への特集記事掲載だったらしい。
IHジャーのご飯のうまさは男性から口コミで広がり、そこからヒットにつながっていった。
うーーん。なかなか見ごたえのある歴史だな。
佐藤カ可士和氏のエンディングトーク
最初はかまどの前での重労働から離れるために進化してきた電気炊飯器が、最後に向かった場所はかまどのうまさであったということは、技術の原点回帰という点でとても興味深い。
なるほど。