NHKクローズアップ現代 2014/1/27
あしたが見えない ~深刻化する“若年女性”の貧困~
女性にかかわらず正社員になれない若者が増えている。
ブラック企業、派遣切りといった流行語があらわれることからもみえるのは、労働力の軽視という事のように感じます。
それは基本的に労働力が余っているからそうなるのではないだろうか。
考えてみると、この20年間のIT化は個人の作業量を飛躍的にアップさせた。
私が社会に出たころには、電卓と格闘しながら作っていた書類が今ではエクセルでポンポン計算できる。
どんなに分厚い書類でも、わざわざ持っていかなくても、メールやファイルサーバーを使って瞬時に送ることができる。
IT化によって、個人の仕事能力は20年前の2倍以上になっているように感じます。
しかし、ひとりひとりができる仕事量が増えた事により、全体の仕事量が増えたかというとそうでもない。
社会全体で必要とされている仕事量はそれほど増えなかった。
結局、労働力が余ってくるという事になる。
でもそれでは、失業者が増えてしまうので、政府が予算を増やして仕事を増やす。
そもそもIT化が進めば仕事を効率化して楽になるはずだった。
でも現実は仕事が増えて結局同じことで、逆に他人の仕事をなくしてしまっただけではないだろうか。
労働力が多すぎるんじゃないか。
ということは、人口が多すぎるという事だと考えれば、本当は日本の人口は多すぎるんじゃないだろうか。
個人の労働力と、社会全体の仕事の総量と、適正な社会成長を実現できる解となる人口があるような気がする。
人口が多すぎるんじゃないか。