交流農園・一時空(イチジク)くらぶ  「発展途上中?」

時間と空間を共にするという意味で「一時空」くらぶ。現在は覚書・日記として存続中。

自然農法

2012-08-14 | 日記

 

以下、代表的な自然農法の実践者を挙げる。

福岡正信

1937年に実験的に自然農法を始める。高知県農業試験場勤務を経て、1947年から自然農法の活動に専念する。栽培形態が最も自然に近い独創的な農法を実践、普及。多様な植物の種子を百種類以上集め、粘土と共に混合・団子状にした粘土団子を作ったことでも知られる。
粘土団子による自然成長のみを肯定し、耕起、施肥、除草、病害虫防除を全て否定する。

岡田茂吉

世界救世教の教祖である岡田が1935年に「無肥料栽培」の思想を説く。1936年から東京都世田谷区上野毛の邸宅にて実験的に作物を作り始め、1942年からは水稲にも取り組む。1950年(昭和25年)から「自然農法」へと改称し、1953年には「自然農法普及会」を発足させた。
耕起は肯定する。施肥は肯定するが、落葉や草を自家で発酵させた「自然堆肥」のみとする。病害虫防除は否定する。人力による除草は肯定する。

川口由一

1939年生まれ、奈良県桜井市在住。農薬を用いた農業で体を壊し、1970年代より無農薬、無肥料、不耕の「自然農」を起こす。著書「自然農(晩成書房)」「妙なる畑に立ちて(新泉社)」ほか。
耕起、施肥、病害虫防除は否定する。人力による除草は肯定する。

木村秋則

青森県弘前市岩木町で、1978年昭和53年)より無農薬りんご栽培を試み10年間の無収穫期間を経て自然栽培(無農薬・無肥料栽培)を確立。2011年指導した実験田のある、石川県能登地域新潟県佐渡市世界農業遺産に認定される。石川県羽咋市では、『第一回全国自然栽培フェアinはくい』が開催された。[1][2]
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 草を利用する農法は? | トップ | カミキリムシ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

日記」カテゴリの最新記事