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寄り添える空間作り

大事なのは、こちらの意見を押し付ける事ではない!!

コミュニケーションで信頼関係を築く

2021-07-20 10:39:04 | 日記
介護職にはコミュニケーションスキルが必要だ。

利用者に信頼してもらうためにも、日頃からコミュニケーションをしっかり取っておくことは重要である。

コミュニケーションが苦手という人は、まず最初に笑顔で挨拶をすることから始めよう。

そして、利用者の話をしっかり聞く。

利用者と交流を図りたいといって無理にこちらから話題を持ちかける必要はない。

利用者の話から共通点が見い出せたら、利用者に質問を投げてみれば良いのだ。

それを積み重ねることでコミュニケーションスキルが身に付き、利用者との信頼関係も築けるようになるだろう。

利用者にとっては無二の存在

2020-10-30 14:38:09 | 日記
ヘルパー2級であれば、ハローワークで授業料が無料になる。

人を介護するのに、一定の知識や経験は必要だが、資格以上に適性が求められる仕事であることはたしかだ。

介護職は、頑張れば頑張るほど成果が上がるものではなく、効率を求めると利用者との関係が希薄になる。

介護職の適性は、思いやりを行動に移せるかどうかである。

多くの方は、介護職への理解があり、大変さも承知してくれている。

だからと言って、手を抜くことができないのは、介護職でも同様である。

介護施設で好かれる利用者は、手の掛からない方だ。

たとえ、現役当時に大手企業で重役をしていても、手の掛かる人では職員から敬遠されがちである。

そもそも、手の掛かる人が自ら介護施設に来ることはなく、大半は家族に連れられて来られることが多い。

キャリアがある人ほど、介護施設の中で自慢したがる傾向にあり、利用者仲間からも敬遠されがちだ。

体が自由であれば、他の介護施設に行くこともできるが、他では空きもなく、容易に移るこができない。

この時に、周囲と仲良くやるのか、それとも意固地になるのかに別れるが、長年の性格は変わることが出来ず、大半は意固地になってしまう傾向にある。

意固地になっても、体が不自由であることに変わりはなく、より周囲との関係を悪くさせてしまう。

利用者家族も意固地・頑固な性格は理解していて、介護スタッフの気持ちを察してくれる。

そのような頑固な利用者が唯一、自分にだけ物事を頼むなど頼りにしてくれると、やりがいを感じる。

介護職は、経済社会の中で決して生産性のある仕事とは言えず、人の人生を見届ける貴重な時間に立ち会うこと自体が辛い経験を生むこともあるが、利用者にとって無二の誇るべき存在であることはたしかである。

そのため、利用者が心から寄り添える存在であるべく、常に利用者の声に耳を傾け接していくことが大切なのである。

介護職に必要なスキルの認知症ケアとは

2020-03-12 11:23:34 | 日記
介護職として施設で働いているうえでは、ほぼ必ずといっていいほど認知症の利用者と接する機会があるだろう。

時に予想外の行動を行うこともある認知症の利用者との関わりの中で重要なことが、認知症ケアの概念を理解することである。

まず、認知症ケアの一番重要な要素は、関わり方や接し方の部分である。

例えば、物忘れから同じことを何度も繰り返し聞いてくる、何度も同じ行動をしてしまうことは良く見られる行動であるが、これらの行動や発言に対して、否定的な言葉や態度を取ってはならない。

周りの人間からすれば何度も同じことをしているように見えても、認知症の人にとっては全て一回目の行動なのである。

そのため、否定されることで混乱を招き、より症状が悪化してしまう可能性がある。

また、認知症の方は、環境の変化にとても敏感である。

周囲の状況が理解しにくい中で、更に知らない場所や知らない人が多い場所にいると、余計に緊張や混乱を招いてしまう。

記憶力が低下していっても、不快な感情は最後まで保たれるため、なるべく安心できる環境を整えることも重要だ。

また、認知症の方に良く見られる行動パターンとして、昼夜逆転や徘徊が挙げられる。

これらを無理に止めようとしても逆効果になってしまうため、なるべく一緒に着き添える場合には、一緒に家の周りを散策したり、話を聞いてあげたりすることで安心し、満足することがある。

認知症ケアにおいて大事なことは、認知症の利用者を健常者のパターンにはめ込むのではなく、そのままで安心していられる環境を整えることである。

☆★参考サイト→正しい知識で認知症をケアしよう★☆