ピッチとふうとみけ+Choco.

カロンちゃんへのレクイエム

 長いけど最後までお付き合いくださいね。

いっぱい家族  7月23日と25日の日記

       なんだか最近お腹が痛い

       御飯もあんまりおいしくない

       大好きなお姉ちゃんも帰ってこないし
    
       じーじとばーばはカロンとは遊んでくれない

       カロンは何か悪いことをしたのかな?

      
       お腹が痛くて泣いてたら、じーじが来て、お散歩だって

       嬉しいな、ずーっと行ってなかったもん

       トラックの荷台に乗って遠くに行くのね

       お星様もついてくるよ


       白い服を着たおじちゃんのお家

       じーじは帰っちゃうみたい

       カロンも一緒に帰りたいよ

       でもおじちゃんはカロンはここにいなさいって


       お外でおじちゃんが怒ってる

       じーじを怒ってるの?

       じーじは悪くないのに

       悪いのはきっとカロンだよ


       知らないオバチャンがやってきて

       カロンをぎゅーって抱いてくれた

       オバチャンごめんね、カロン汚いでしょ

       お毛ヶがなんでか抜けちゃうの

       だからお手入れできないのよ


       おばちゃんとおじちゃんがとっても嬉しいことを

       教えてくれたの

       カロンは良いコだったんだって

       でね、お腹が痛いのも治るのよ

       少しチクンとしたけれど、なんだかとってもいい気持ち

       あまーい食べ物ももらったの

       おじちゃんとおばちゃんはお歌も歌ってくれたのよ


       どのくらいねんねしたのかな

       眼がさめたらお腹が治ってる

       カロン自慢のお毛ヶもふさふさ

       あっちにはお友達がいっぱい見える

       遊んでこよう!

    
       「カロンにプレゼントだよ」
       
       空からキレイなつぶつぶがたくさん降って来たよ

       これはね、「涙」なんだって

       カロンにプレゼントなんだって

       ありがとう

       きれいだね

       カロンはなんだか今一番幸せなのよ

               


カロンちゃんは、病気の痛みで泣いていたのに、飼い主にはわかってもらえず、ただただ、うるさいと疎まれてしまいました。あまりうるさいから鳴き声がでないように声帯を手術してほしいと獣医さんのところにつれてこられたわんこでした。その子は、まったく世話されておらず、診察の結果は、フィラリアと、ガン。もう手の施しようがなかったそうです。

・・・・・私とその先生二人で話し合い、わんこをキレイにブラッシングして、もう食欲も無いその子の口に、今までもらったことも無いであろう甘い果物をあげました。二人で抱っこして、歌を歌って、少しずつ点滴をいれ、わんこは眠りながら
   虹の橋を渡りました・・・・。 

この日記を読んだとき、悲しくて、やりきれない気持ちでいっぱいになりました。
それでもカロンちゃんは、最後の最後の瞬間は、しあわせだったのではないかと思いました。救いはただひとつ、やさしい先生と、ハシモトさんの愛情を受けながら虹の橋をわたることができたから。



カロンちゃんにささげる詩を書いたのは、カロンちゃんを看取った獣医さんです。犬は人を疑うことを知りません。犬は飼い主をどんなときも愛しています。

ずぅっと前に犬猫屋敷さんの掲示板(ご不浄)にわんこと飼い主こそ誓いの言葉をとなえて、生涯を誓うべきだって書いてあったのを思い出しました。犬だけでなく、猫もそして、世の中の弱い人たち(子ども、お年寄り・・・)にも、愛情をそそいでほしいです。それは、必ず自分も幸せにしてくれるものです。


I (名前) take you (相手の名前) for my lawful wife/husband,
to have and to hold from this day forward, for better,
for worse, for richer, for poorer, in sickness and health,
until death do us part.

わんこやにゃんこと目を見つめあいながら
(my wife/husband を my dog、my catに代えて)
心静かに声を出して唱えてみたらいかがでしょうか? 
あなたには、その覚悟が絶対にあると断言できますか?


世の中には、一生の最後の最後を小さな部屋に押し込められて、苦しみながらなくなっていく犬や猫がたくさんいます。その子たちは、生まれたばかりの子もいれば、まだ元気にしあわせな毎日を暮らせるはずの子もいれば、もう少しで、しあわせな一生を終われる子もいます。その多くが、その子が今の今まで自分のことを愛してくれていると信じて疑わなかった飼い主からの持込です。平成15年度の犬猫殺処分数は、犬160,209 匹、猫275,628 匹、合計439,837 匹です。飼い主の意識が向上して、少しずつは減っているといっても、ゼロになる日はくるのでしょうか?
もし、ゼロになる日が来ないのだったら、すこしでも苦しまずに虹の橋を渡れるようにしてあげたいと思います。

犬猫の救済活動と、収容動物の人道的な扱いを求める署名をやっています。

犬は、犬種によって持って生まれた気質があるそうです。見た目の姿だけで犬を選んでしまうと、あとで飼い主も、そのワンコも不幸せになってしまいます。ワンコとは一生生活をともにするのです。子どもと違って独立することはありません。「ペットショップでひとめぼれ」する前に、犬について勉強したり、犬に詳しい友達にいろいろと聞いてみましょう。そして、ワンコの一生を請け負う覚悟ができたら初めて犬を家族にしましょう。


めぐろのいぬやしきさんのおうちにも家族にむかえてもらいたいワンコがいます。


♪ オードリー ♪
一度ならず淋しい思いをしている分絶対に幸せにして上げたい。
MIX♀ 7ヵ月半 7.5Kg 
駆虫・ワクチン2回・フロントラインプラス済 
フィラリア予防投与開始 本日避妊手術します。

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コメント一覧

にゃん・ピッチ・ふうママ
はじめまして。
何が大切なのかが伝わるといいのですが・・・。

今日、ふうの膀胱炎の治療で病院に行ったときにふと料金表を見ていたら、「安楽死」という項目と金額がありました。カロンちゃんのことを思って、なんともいえない気持ちになってしまいました。安楽死は、それだけしか選択がなくても「この選択はまちがっていなかった。」と誰が思えるのでしょう。

犬や猫や飼い主にも ホスピスが必要な時代なのかもしれないと思いました。
にゃん・ピッチ・ふうママ
はじめまして。
何が大切なのかが伝わるといいのですが・・・。

今日、ふうの膀胱炎の治療で病院に行ったときにふと料金表を見ていたら、「安楽死」という項目と金額がありました。カロンちゃんのことを思って、なんともいえない気持ちになってしまいました。安楽死は、それだけしか選択がなくても「この選択はまちがっていなかった。」と誰が思えるのでしょう。

犬や猫や飼い主にも ホスピスが必要な時代なのかもしれないと思いました。
はしもと
おじゃまします
紹介して頂いてありがとうございました。

可愛い日記ですねえ。



カロンも喜ぶと思います。



考えさせられることは山のように、いつもあります。

ひどい現状を知っていても、助けられないことの辛さッたらないです。



でも、今回こうして皆様のコメントを読んで、また頑張るぞ!!と思えたことが、嬉しかったです。



ありがとうございました。

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