ぷー太郎の徒然日記 goo版

勝手なこと書いています…

「偉くなりたくない」ことがなぜ悪い?

2007年04月30日 | Weblog
一週間くらい前になるんだけど、各紙にある調査結果が載った。
それは日本青少年研究が日米中韓の4国の高校生を調べたら、「偉くなりたい」と答えた日本の高校生は他国の3分の1に過ぎず、逆に「のんびり暮らしたい」はダントツで米中韓を引き離しというもの。
それをうけて朝日新聞の天声人語は『「いまどきの若者は……」と言いかけた口をつぐんで、そっと不安をのみ込むことにする。』なんて書いている。「いまどきの若者は」というフレーズ、古代ローマのポンペイ遺跡にある落書きからも見つかるくらい使いふるされたものだが、それだけではまだ言い足りないと見えて、「覇気がない」日本の若者のために「青年は決して安全な株を買うな」と言ったフランスの詩人コクトーまで持ち出してくる次第だ。

では、なぜ偉くなりたいと思わないのか? その理由としては責任が重くなるというのがあった。なんと日本の若者は大人びているのだろうか。その通りである。偉くなって良いことなんてないのだ。
大体、出世欲の多いヤツにロクなのがいなことは歴史が証明している。いや、職場を見渡せはすぐにわかる。

世界は日本化すると言った評論家がいたが、まさにその通りで、世界の若者も出世なんてくだらないと思うような時代がきっと来る。
わびざび、自然を愛でる心、アニメ、カワイイなどというクールな日本の世界観は普遍的な真理となりつつある。出世欲のなさも本来の日本人の持つ美徳の一つである。中国や韓国は経済的にも精神的にも貧しいので仕方がないが、米国はそのうち日本の若者と同じような考え方になるに違いない。そんなことを思うのである。

下諏訪・ぎん月の湯

2007年04月29日 | Weblog
昨日までの書いていた福岡・佐賀の旅に出かけたのは今月6、7日のこと。
つまり7日の武雄温泉を最後に地中からの贈り物に浴していないということになる。
このままでは身体に良くない? と、長野・下諏訪温泉に行ってきました。
下諏訪温泉は単純泉(ただのお湯)が多い。つまり泉質にこれといった特徴があるわけではないのだ。しかし僕が一番好きなのがここの湯なのである。本当に疲れが取れるんですよね。って、疲れるような仕事していないんですけど…。
周辺には300円以下で入れ公共浴場がゴロゴロあるんですが、今回は奮発して「ぎん月」という旅館の日帰り入浴を利用しました。
同旅館のホームページhttp://www.gingetsu.com/index2.htmlを見ても日帰り入浴OKなのか書いてはないのだけど、温泉サイトに掲載されている情報では大丈夫ということだった。しかし、「日帰り」営業時間がサイトによってマチマチ。11時頃というのもあれば12時からと書いているところもある。
実際に着いたのは11時ちょい前。旅館の玄関で「日帰り入浴できますか?」と聞いたら、女将さんらしき人が出てきて「掃除が終わっているか、調べてきますね。お座りになって待っていて下さい」と長椅子に座布団を敷いてくれた。とても親切な対応にヒデキ感激。
フツー、泊り客でなければぞんざいに扱われることが多いのだが、ここはそんな雰囲気が微塵も無いのだ。宿の人の人柄が出ますね~。
実際にすぐ温泉に入れたのだが、旅館の若い人が風呂場まで案内してくれた。これで600円ですよ。
僕が今まで入った旅館の日帰り温泉の中で一番の応対だった。ここは本当にオススメです。

内風呂は10人くらいが一度手に入れる大きさ。かけ流しのように見えたけど表示板によると循環装置があるらしい。加温、加水、消毒はなし。
内風呂から少し離れた場所にある露天風呂は最近、出来たようで木の香りがしてよかった。こちらの湯のほうがよりなめらか気がしたが、気のせいかな。
源泉の宿だけあってお湯の鮮度がよかった。また行きたい。

諏訪湖に風林火山ブームは来るのか。。。

2007年04月29日 | Weblog
フルネームは「神の里・信州しもすわ温泉 ぎん月」。諏訪大社下社から歩いて3分の場所にあります。諏訪湖までは車で10分もかかりません。NHK大河「風林火山」の影響で諏訪湖周辺は注目のスポットになりつつあります。って、諏訪の人は武田信玄のこと好きなんでしょうかね…。

SAGA城

2007年04月28日 | Weblog
佐賀市に昔、城があったことにちょっと驚きました。別に驚くほどのことではないのかもしれませんけど。
でもって、その城が一部復元されています。こっちは本当に驚くべきことなんですが、見学料がタダです。タダだからと言って侮ってはいけません。フツーならアナタ! 500円は下らないというシロもんだよ! って感じの概観、展示内容です。天守閣はないですが、どこかのコンクリート製の城とは違います。天然木材。それもちゃんと歴史に基づいて作られています。展示内容も鎧兜や駕籠がズラ~と飾ってあるようなチンケなもんじゃないです。映像で佐賀の歴史、偉人列伝を教えてくれます。勉強になります。一日いても飽きないです。僕は20分で帰りましたけど。まっ、簡単に表現するなら「すご~く金かかっています」です。
ホント佐賀県は太っ腹ですね。逆説的には金を払ってまで、この地に見に来る人がいないとも言えなくもないですが…。
でも、駅から城へと歩いている最中、見ず知らずのおじさんに「城はどこですか」と聞かれました。ちゃんと「あっ、僕もわからないんです」と答えました。
GW中に行くところ、そしてお金の無い九州人は佐賀城へ行くべしです。オススメです。
あっそうそう、早稲田大学の創設者というか、近代日本の礎を作った大隈重信は現在の佐賀市の出身だったんですね。展示内容を見て知りました。

電車でGO

2007年04月27日 | Weblog
武雄温泉の湯にたっぷり1時間つかります。透明で癖のないお風呂でした。福岡方面に戻るかたちで佐賀市に向かいます。それにしても九州は列車の便が非常に悪いです。ダイヤは1時間に1本。それもほとんどが特急列車です。これじゃ、日常使う足としては使い勝手が悪すぎます。だからでしょうか、乗った特急の先頭車両はガラガラ。前方が良く見えてかえってよかったですけど。

東の崎陽軒、西の中央軒?

2007年04月26日 | Weblog
福岡から佐賀・武雄に向かう途中、乗り換え駅の鳥栖駅の売店で「かしわめし」とシュウマイを買いました。
製造元は中央軒といいます。駅弁で初めて「かしわめし」を作った会社だそうです。つまり、ここが元祖。ほかに日本のどの駅でかしわめしが売られているのか知りませんが…
あともう一つの名物がシューマイ。ここでは「焼麦」と書きます。シューマイ弁当といえば、横浜の崎陽軒が有名です。
ここのシューマイは「東の崎陽軒、西の中央軒」と呼ばれているほど有名だそうです。それにしては、初めて聞きました。

武雄温泉にGO

2007年04月25日 | Weblog
九州2日目は福岡から佐賀・武雄温泉へ向かいます。交通手段はJRです。
武雄は小倉と長崎を結ぶ長崎街道の宿場町として栄えました。
宮本武蔵はこの地で「五輪書」の構想を練ったと伝えられています。また豊臣秀吉が入浴マナーなどを記した「定条々 塚崎(現在の武雄)温泉掟書」も残っています。
街のシンボルは温泉街に建つ朱塗りの「楼門」。浦島太郎に出でくる竜宮城の門ような建物は、佐賀県唐津市生まれの辰野金吾によって設計されました。大正15年のことです。辰野は東京駅や日本銀行などの設計を手がけたことでも知られています。

元祖長浜屋へ

2007年04月24日 | Weblog
二日目は朝6時に起床。ホテルで自転車を借りて、ほど近い「元祖長浜屋」にラーメンを食べに行く。この店に来るのは約10年ぶり。以前と同じように24時間営業だ。
7時前だというのに、店内の席はほぼ埋まっている。
すぐ横に中央卸売市場があるため、市場の関係者らしいガテン系の人も多いが、75%の確率で朝まで遊んでいたに違いないような若者のグループも見える。
それにしても朝からとんこつラーメンというのは身体にはどうなでしょうかね。一杯400円の白濁スープのラーメンに紅しょうがをたくさん盛りながら考える私でした。

玄界灘の玄ちゃんアジ

2007年04月23日 | Weblog
博多の目の前、玄界灘の海の幸を食べなければという強迫観念のもと、地元デパート・岩田屋の地下食品売り場へ乗り込む。
それも見切り品を狙い、閉店間際に。案の定、鮮魚に限らず弁当、惣菜、野菜などが2~5割引きで投売りされている。
僕が目を付けたのは、玄界灘で一本釣りされたという「玄ちゃんアジ」のお造り580円。半額シールが貼られているので290円でゲットだ。
ちなみに、近くの庶民向け市場では1匹30円で売られていた。しかし、それは「玄ちゃん」でなくて「ケンちゃん」でした〔ウソです〕。
肝心の「玄ちゃん」の味ですが、引き締まった身は弾力がありコリコリしていて美味でした。

※玄ちゃんあじ
平成14年秋“玄ちゃん”の名で商標登録。
「料理人以外は触れてはいけない」がルールで、玄海灘で一本釣りされた26cm以上のアジのみに許された名称。極力鮮度を保つため、漁師は触れずに針からはずす。