あしゅしゅ

アラフォー女の旅行記もろもろ
ほぼ一人旅

3・11被災地を訪ねて その2-2

2012年08月09日 | インポート

女川から、南三陸町へ海岸線を走る。

途中、震災の影響で交互通行だったりするけど、南三陸町まで海岸線の道でいけるようだ。

で、ひたすら走る。

ここでも、入り江という入り江は全て被災している。

被災地で写真は撮るもんじゃないと思って、デジカメは持っていかなかった。

自分の記憶にしっかりととどめておけばいい。その為に、現地に行くんだし。

って思ってた。

でも、とにかく、被災地の範囲が広くて。TVとかに映ってない被災地もすっごい一杯で。

ちょっと被災の範囲とか私の理解の範囲を超えてる感じ。

何かホントだったんだぞって、記憶を残しておくために、何か証拠が無いと駄目な気がした。

途中で瓦礫の山が一杯。車だけ集めてる山もあった。消防車も沢山含まれてた。

テレビで見た風景もあった。

 

でもなんだかリアルじゃない。

完全に思考停止。あれだけ映像も見たのに。

映像と自分の目で見るのでは感覚が違う。

これだけの予備知識があって、実際に見てもリアルじゃないレベルに見えた。

いきなり被災された方々はどう言う気持ちで見たのかそうぞうもつかない。

 

 


3・11被災地を訪ねて その2-1

2012年08月09日 | インポート

翌朝は、これも満足な朝食を一杯食べて、いざ!!

この日は、牡鹿半島の側を通ってまずは女川に。

牡鹿半島の道は、震災の影響がまだまだみられて、途中で通行止め&迂回が何箇所があった。

それでも出来るだけ海岸線を走る。

カーラジオから、『女川原発にIAEAの査察が・・・』って、そっか、ここは原発があるところだ。

何処だ?と思ってたら、海岸線を走ってたので、直ぐに入口が目に入る。普通の道路。

ゲートも開いてる。私有地だから入るなって地味に看板はあるけど。

島根原発の入口は、しっかりゲートが閉まってたぞ!

まぁ、奥まで行ったら閉まってるんだろうけど。

原発を海側から見るにはちょっともどって半島の先から見るしかない。

ちょっと時間的に厳しいので、原発を見るのは諦めて進む。

もうちょっと早く気が付けは。。。。

で、やはり、入り江と言う入り江は被災してる。

そして、いきなり、バーンと開らけて女川。

ここは結構工事が進んでいる。とはいえ、被災したところが更地になってるだけだけど。

しかし、この更地が広い。かなり海から遠いところまで既に更地・・・・

街の真ん中に高台があるので行ってみる。

病院とちょっとした食べ物屋さんがある。

ここには、バスのツアー客も立ち寄ってる。

まぁ確かにここからは被災地が一望できる。

マイクロバスが、下の方に停まって、津波のときに皆が必死で駆け上がってきたであろう手すりの壊れた階段を団体客が登ってくる。

ちょっと違和感。

でも、まぁ、あたしも同じ様なもんか。

 

これだけの土地だもん、どれだけの人が住んでたんだろう。

ここは街の真ん中に高台があるから、ここに逃げてきたんだろうか。。

でも、あれだけ奥地まで被災したんだから、全員此処には逃げられなかっただろう。。。。。。

南三陸町まで行って、予定通りそこで被災地めぐりは終わりにしよう。