ひばかり日和

縫月堂さとやまの生物観察や創作などなど

講演でした!

2015-12-21 | 展示・講演・イベントなど
東京農業大学「食と農」の博物館にて行わせていただいている「写真展示 夏の水辺から」関連講演vol.4終了しました!
ご参加下さった皆さま、ありがとうございました!



毒ヘビの見分け方や野外観察時に注意しなければならない生きものにつてのお話をさせていただきました。
講演終了後に質問&爬虫類や両生類とのふれあいコーナーも実施しました。
初めて触れてみるヘビなどにちょっとドキドキしてみたり、ご参加下さった皆さまには、聴く見る触れるを体験していただきました。
この体験により、身近にいる生きものたちの事を少しだけ理解していただけたのでは、と思います。

また次回も開催を予定していますので、お時間あれば是非よろしくお願いします。

再度今年最後の遠征に!(ハコネサンショウウオ)

2015-12-04 | 自然(爬虫類・両生類)
今年最後と思っていた前回の新潟遠征では、クマに叱られて目的達成できなくてなにかモヤモヤしていたので、
再度今年最後の遠征で今回は長野県へ。
天候も安定して気持ちよく、更に温泉もよかったです~。
でも、すんごい寒かったですー。


ハコネサンショウウオの生息する沢。
この近辺は生息が確認出来なくなってしまったところがあったりするので(探し方が悪いという話もありますが……)
恒例の生息確認です。


水温も低く30秒程度手を入れているのが精一杯な冷たくて綺麗な流れです。
暑い時期は草ボーボーの為、とても入る気にはならないので、ある意味、冬から初春のころ限定です。


冷たい水の中から見つけたハコネサンショウウオの幼生。
止水性のサンショウウオに比べて四肢がガッシリしていて、体も流線型です。
そして動きも素早いです。


指先にはしっかりした爪があります。
来シーズン位には上陸しそうな感じの子です。
そしてこの先も、この子達が命を紡いで、ずっとずっと暮らしていける環境でありますように!


遠くに見える山並みは、山頂付近に雪が積もっています。
この場所もそのうち雪に閉ざされるんだろうなー。


途中見かけたタゴガエルが好きそうなガレ場。
来シーズンには一度訪れてみたい。


川沿いの斜面を歩くヒツジ。
まさかこんな所にヒツジがいるとは思ってみなかったので、遠目に見て最初は何かと思った(笑)

と、言うわけで今年の遠征終了です。
今回はノンビリと生き物観察をさせて貰いました。