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日々の出来事を綴ります。

事故米"隠ぺい工作"の手口

2008年09月10日 | Weblog
大阪市の米穀加工販売会社「三笠フーズ」グループが事故米を食用に転用していた問題で、同社九州工場(福岡県筑前町)の男性従業員が9日、読売新聞の取材に応じ、「国の定期検査のたびに、事故米を別の倉庫に移し替えていた。事故米を食用米に混ぜる役割の従業員もいた」と隠ぺい工作の手口を生々しく証言してくれました。

男性によると、工場の敷地内には、焼酎など加工用の食用米を保管する第1倉庫、飲食店に卸す飯用米を保管する第2倉庫、事故米を保管する第3倉庫が隣接。三つの倉庫にはそれぞれ、通常30キロ入りの米袋が約1100~1400袋ずつ保管されていた。

事故米のうち、帳簿上、工業用のり製造業者に出荷した形にしている分が第3倉庫に残っていると矛盾することから、毎月1回、農林水産省福岡農政事務所(福岡市)の立ち入り検査が行われる際には、この事故米を第1倉庫に移し、検査官の目につかないよう倉庫の最も奥の床に置き、その上に食用米を積んで隠していたという。

男性は昨年末、工場所長だった宮崎雄三・営業課長(49)から、「第1倉庫に移した事故米が農政事務所に見つかるとまずい。分からないようにしてほしい」と直接指示されたと言い、「事故米の隠し場所は従業員全員が知っていた」と証言しています。

農政事務所からは立ち入り検査の約1週間前に事前連絡が来るため、「隠ぺい工作の準備は簡単にできた」とも話しているようです。


事故米を出荷する際、食用米に混ぜる作業は特定の従業員1人だけに任されていたという。

「いつの間にか第1倉庫から事故米が消えているので、おかしいと思った」と打ち明けました。

不正転売が表面化して以降、会社幹部らが責任をなすり合う姿を見て、「酒造会社や関係者に迷惑をかけて申し訳ないと思った。真実を語り、すべてを明らかにすることが私の責任の取り方と考え、取材に応じた」と話しました。



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