結~つなぐ、ひらく、つむぐ~

身近な自然や社会との関わりを通して、マイペースで、新たな自分探しに挑戦しながら、セカンドライフ、スローライフを楽しむ。

酔っぱらいの木、南米桜……「トックリキワタ」の花、実、綿

2017-09-19 | 癒し

 沖縄県内では、街路樹や公園樹としてよく見かける「トックリキワタ」は、幹がトックリ状に膨らんでいることから「酔っぱらいの木」と呼ばれ、10月~12月頃つけるピンクの花から、「南米桜」とも呼ばれます。
 これまで、樹冠いっぱいに咲いた花に惹かれ、鑑賞し、撮影してきました。そのたびに、「キワタ」の時期に訪れたいと思いながら、忙しさにかまけて時期を逸していました。2016年の12月、枯れ木に綿の花が咲いたような「トックリキワタ」を見、まさに、「キワタ」だと思いました。うるま市石川で撮影した「トックリキワタ」の花、実、綿の写真をごらんください。

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幹とトゲ

 

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綿

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(参照)「ピンクの美しい花…トックリキワタ! - 結~つなぐ、ひらく、つむぐ~」(http://blog.goo.ne.jp/nrai5029knai/e/a7f1148e5d0eed7e42c62e8b0d340cde
(参照)「トックリキワタ並木!…神原中学校 - 結~つなぐ、ひらく、つむぐ~」(http://blog.goo.ne.jp/nrai5029knai/e/f6d44909eeb6906af76082b21b5be6a2

「トックリキワタ
学名:Ceiba speciosa (A.St.-Hil., A.Juss. et Cambess.) Ravenna、英名 Floss silk tree, Drunk tree
 トックリキワタ (Ceiba speciosa) は、アオイ目パンヤ科(アオイ科とも)に分類される落葉高木である。パンヤノキ属 Chorisia とする見解もあり、この場合の学名 Chorisia speciosa はシノニムである。
 ブラジルで「パイネリア」、南米スペイン語圏で「パロボラッチョ(palo Borracho:酔っぱらいの木」、「ボトルの木(árbol botella)」ボリビアでは「トボロチ(Toborochi)」と呼ばれ、沖縄では「南米ざくら」と呼ばれることもある。北米のカリフォルニア州などではトゲの無い「Majestic な Beaty」という園芸品種名で知られる。
 樹高20mに達する落葉高木である。若い木の樹皮は緑色で、幹に鋭いトゲが密に生える。成木は樹皮が褐色に変わり、幹がその名前が示すように、トックリ状に膨らんでくる。また幹のトゲは古くなると落下する。はじめからトゲの無い系統もある。
 枝は3本ずつ放射状にほぼ水平に張り出す。葉は、長め葉柄から5〜7枚の小葉が出ている掌状複葉(しょうじょうふくよう)であり、葉の縁は鋸切のようにギザギザである。 花は濃いピンク色で基部は淡い黄色、まれに白色であり、径は12〜15cmほどである。赤紫色の系統もある。雌蕊は花柱を囲む短い仮雄ずい塔と、その上に伸びる雌ずい筒の上縁にある。花は落葉後に、樹冠いっぱいに咲く。原産の南アメリカでは乾季の末に開花する。
 実は楕円形で長さ10cm程度、表皮は緑色、熟すとひび割れ実の中に詰まっている綿が飛び出す。カポックなどパンヤ科の他の種類と同様に実の中には綿に包まれた多数(200個前後)の種子がある。種子の表面は黒褐色である。
 用途:日本では、鑑賞用として珍重され、熱帯植物園で栽培されている。また主に南西諸島の街路樹、公園樹として導入されている。
 結実した実からとれる綿は枕、座布団、クッション等の詰物として、また比重が軽く防水性もあるので救命具の詰物としても使用される。種子からは植物油が採取できる。
 分布:原産地は、ブラジル中南米部、ボリビア、パラグアイ、アルゼンチンなどの南アメリカ中南部である。鑑賞用として北米などでも植栽されている。日本では1964年に沖縄県に導入された。
日本での栽培:トックリキワタを日本で最初に栽培したのは、当時まだアメリカ軍の軍政下にあった沖縄である。琉球政府の農業技術者であった天野鉄夫が、1964年、沖縄県民が多数移住したボリビアのオキナワ移住地で開かれたボリビア移住10周年記念式典に参加した際に、ボリビアから種子を持ち帰ったことによる。帰国後、天野の自宅で種子から苗木を育て、1970年に初めて開花に成功させた。その後、沖縄県の各地に植樹された。沖縄への導入の経緯から「トックリキワタ」を「南米ざくら」などと呼び、花の観賞樹木として親しまれている。
 沖縄では10月下旬〜12月上旬に花が咲く。沖縄では結実することは困難であるが、挿し木・取り木・接ぎ木など人為的な方法で繁殖させるのが一般的である。
 また沖縄都市モノレール線のおもろまち駅にトックリキワタの導入樹木とされ、天野が自宅で栽培した「天野株」が現存している。」
(引用)「トックリキワタ - Wikipedia」(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%82%AD%E3%83%AF%E3%82%BF

 


 


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