夜勤が終わった後の介護士はゆっくり身体を休ませるために睡眠をとることが大切となります。しかし眠りを妨げる要因があると寝付きが邪魔されて睡眠を上手に取れなくなり、睡眠障害を起こしてしまうことも。どのような事柄が眠りを妨げるのでしょうか。
まずは陽の光です。夜勤後は陽を浴びて帰宅し、陽の高いうちに寝なくてはいけません。しかし、陽の光を浴びてしまうと体内時計がまた朝に戻ってしまうので、身体は活動しようとしてしまうのです。夜勤後に寝ることを考えるならサングラスをかけたり、帽子を被り目に入る日光の量を減らしましょう。部屋にも遮光カーテンをつけるとより効果的です。
仮眠の取りすぎも眠りを妨げてしまいます。夜勤明けの仮眠は午前中までにとどめ、それ以降は昼間活動するのと同じように過ごし、同じ時間に入眠するのがおすすめ。ここで寝てしまうと、さらに昼夜逆転が助長されてしまいます。寝る前のスマホによるブルーライトも、知らず知らずのうちに脳を興奮状態にしてしまっていて眠りの妨げになっています。
アルコールは少量であれば寝付きが良くなります。GABAの働きを活性化し、入眠を促し、さらにはリラックス効果ももたらします。しかし、過度な量になってしまうと深い睡眠を妨げたり、また利尿作用があるので中途覚醒の原因にもなります。同じ理由で、夕方以降のカフェインも避けた方がいいでしょう。寝る前の激しい運動も脳が興奮してしまいますし、深部体温が上がってしまうため、寝付くまでに時間がかかってしまいます。【こちらのサイトも参考にしてみては?⇒https://介護士の睡眠障害.com/】