２０１３年度版山旅物語；銀世界の散策その６

雪に覆い尽くされた真っ白な誰も歩いた跡がない湿原を横断してゆく。

下は凍り付いているようで、水面に落ちるか心配であったがしっかりとして、歩けた。

スノーシュウーを履いていてもパウダースノーの雪原は３０ｃｍ以上むぐりこみ足にかなりの負担となる。

正面に見える峰が今回登る予定であった篭ノ登山（２，２２７ｍ）。

少し雲が出てき始めてきた。
雪山登山は装備・体力・知識・歩行技術など総合力が必要だ、雪に覆い尽くされて登山道も埋め尽くされいるため特に読図力を試される。



正面に見える山がこれから縦走する峰だ。

ベテラン２人ともルートファイティングが得意なので、安心できる。

後を振り返ると真っ白な湿原に足跡が・・・



１２：４７時無事に雪原を渡りきり忠治の隠れ岩広場にたどり着く。

その先の斜面から、尾根に取り付く。

誰も歩いた跡がない斜面をひたすら登り漸くトレースを見つける。





雪が凍り付き、花が咲いたように見える。



八ヶ岳を望む。



右側に雪尻・左は崖、少しビビリながら慎重に登る。

最初のピークに到着。







行動食を取りながら小休止、最近自分がはまっているお勧めの行動食は、ブドウ糖（小袋に分けてあり持ちやすい）と１本満足バー（４種類有り飽きない）シリアル、べに塩トマト（美味しい甘みとべに塩が抜群の乾燥トマト）山行前にドラッグストアーで調達。雪山登山は体力が消耗し、栄養補給をこまめにしてないと電池切れになります。

少し戻り、樹林帯を縦走、所々木々に覆われて、ザックが引っかかり歩き難い箇所がある。

樹林帯の中は風が無く、暖かい。
今回もデジイチを担ぎ１８mm～２００mmのレンズを装着しての山行だ。ずっしりと重いが１４５枚の写真を撮影しました。
次に続く。

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野澤（のざわ）

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