おとといの日曜日。イノちゃんの店の前を通りかかると、臨時休業の札がかかってました。彼女の店は月曜定休なので、2連休かましてやがるんですね。
で、今日お昼に寄ってみると。
「日曜日、母の日だったんでえ、母と一緒に京都行ってきました!!」
ほう、エラいね、イノちゃん。なかなか親孝行な。で、どこ行ったの?と聞くと・・・
「あのですね・・あのホラ、10円玉の裏の・・・あ、あれです、平城京!!」
ハイハイ、平等院ね。何か、ツッコムのも面倒くさい。
「あと伏見の酒蔵と・・・奈良の大仏様行ってきました。ツアーだったんですけどね」
何だか、すっげえ強引なコースのツアーですなあ・・・ で、興奮気味にとてもよかった、という事を熱弁した挙句に、
「東大寺とか、すっごくいいですよね!心が洗われますよね!! すっごく落ち着く感じがして。で、わたし思ったんですよ。絶対に、わたしの前世は大仏だって。」
スケールでかっ。
なんかそのぶっとんだ発想が好きよ、あたしゃ。
そういえば少し前の話になりますが。 イノちゃん人の顔を見るなり、「いらっしゃいませ」でもなく「こんにちわ」でもなく、 「ちょっと聞いて下さいよっ!」と。
ま、よくあるケースでありまして、概ね、このパターンの時は、この後に続く話というのは立派なブログネタとして成立する事が多いんですが。
「あのですね、わたし、前世がわかったんですよっ!」
「ほう・・・で、前世なんなの?」
「ペルーですっ」
ペルー?? 国・・・ですか??
「あのですね、わたし日本語下手じゃないですか。」
「はい」 (゜ー゜)(。_。)(゜-゜)(。_。)ウンウン
「だからあ、ペルーなんですよ。で、下田に来て、そん時日本語話せなかったからあ、だから今も日本語下手なんですよ。」
と言い切って、かなり得意げに微笑んでるわけ。
下田って事は、ああ、ペリーの事を言っているのね。
「でもあの人提督でエラい人だから、絶対違うと思うぞ。
そもそも、日本語が話せないだけだったら、別にペリーじゃなくてもいいじゃない。その時黒船に乗ってきたドブネズミだって喋られないから、ドブネズミかもしれないぞ。」
と言うと、
「あ・・・・」
・・・・・って、納得してんなっ!! (゜゜;)\(--;)
なんかねえ、毎回毎回、この人はどうしてそういうものを自分の前世だと思い込むんだろうねえ・・・