晴れのち雨のち晴れ。寒~い一日。休眠中の「ノーやん日記」にアクセスされる方が続いていて、けさ覗いてみるとジャスト15万回PVだった。感謝感謝。朝のうち孫崎亨さんの「日本国の正体」を読む。古代から米軍占領時代までの日本を外国人がどう見ていたかを紹介解説するユニークな本。「大和魂」の初出は「源氏物語」という知る人ぞ知る話などすらすら読める。お昼はパスタ・ナポリタンプラスブロッコリー。
午後、豊中市の老人クラブ連合会創立60周年記念大会へ。健康・友愛・奉仕がモットーで147クラブ会員約8,500人という。元気で長生きできる、健康づくりをめざす大会宣言を採択し講談などアトラクションを楽しんだ。豊中市在住という旭堂南北師が講談「鼓ヶ滝」を演じた。
西行が能勢の妙見山に近い鼓ヶ滝で詠んだ歌「伝え聞く鼓ヶ滝に来て見れば沢辺に咲きぬたんぽぽの花」を我ながらよくできたと自慢していたが、山中に宿を求めた一軒家でこれを披露したところ一家3人から「音に聞く鼓ヶ滝を打ちおれば川辺に咲きぬたんぽぽの花」とただされ、慢心を戒められたという。目覚めてみると,山家の宿もなく住吉明神ら和歌三神の戒めだったという講談の一席。大きな拍手が起こった。近頃講談ブームという。講談もいいね。
講談の一席しいんと春の雨 昇竜子