ノーやん日記パート2

反省なき終戦79周年


 晴れ。時々曇る。終戦79周年。安倍政権以降の日本は、反戦平和を誓った日本国憲法に明らかに逆行する10年だった。きょうの戦没者追悼式で令和天皇は、(植民地支配と侵略の)戦争への「深い反省の上に立って、再び戦争の惨禍を繰り返されぬことを切に願」ったが、総裁選不出馬の岸田首相は反省の言葉もなく「戦争の惨禍を二度と繰り返さない」と“誓”った。辞める人のへんな誓いだが実際にやってきたことは真逆の戦争準備。アメリカいいなり宰相だと知っている国民は「ああまたか」と思うだけ。

 戦争疎開を体験した愚老は79年前を振りかえる。名古屋市昭和区洲雲町でB29による焼夷弾と1トン爆弾の爆風で青天井になったため愛知県猿投村大字四郷字天道の月山薬局の小屋に一家5人が疎開した。

 そこで、終戦を迎えた5歳のわが輩は「怖い飛行機が来なくなってうれしい」という気持ち。同時に「MPが来るらしい」という不安に。イナゴやドジョウ、キノコなど食べ物探しの毎日のことも思い出す。

 「全世界の国民が恐怖と欠乏から免れ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する」(日本国憲法前文)はきょう改めて共感する。お花畑のあるくらしができる。同時に、なんで、あんなアホな戦争を起こしたのという疑問がつきまとう。「一億総懺悔」もおかしいと思った。けっきょく「あいまいな日本の私」できたのか。そうは思いたくない。弾圧にもめげず反戦平和を主張し続けた政党―日本共産党がいたんやから。しかし、反省のない自民党、反省を忘れた教育やメディアの責任は大きいぞ。

 お昼は、パスタ・トマトソースとゆんべのぶたこまピーマン炒め。午後1時37℃。一昨日の自転車転倒で右足大腿部打撲の痛みひかず自宅静養。写真は上新田4丁目の畑と竹林。

忘れえぬことメモにする終戦日 昇龍子
アコーデオン弾きし義足の八・一五 同上


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