１０９８ 問題はこれから

伊藤知事が落選して良かったです。強いプライドを感じさせる、負け惜しみのような敗戦の弁を聞いただけでも、この人は退陣してもらわねばならない人だったと、あらためて思いました。

おひざもとの県庁職員の中にも、この結果を喜んだ人が少なくなかったのではないでしょうか。「庁内で自由にものが言えなくなっていた」という声も耳にしていました。立場を超えて、ざっくばらんに話もできないで、どうして鹿児島に明るい未来が開けるでしょうか。

さて、初当選を果たした三反園さん、問題はこれからだと思います。最初の試金石は川内原発への対応です。反原発派の協力も得て、今回勝つことができたと言えます。反原発派と交わした約束をしっかり守る必要があります。

というよりも、鹿児島の将来を考えれば、川内原発の廃炉は欠かせないでしょう。三反園さんには、廃炉への道筋を何がなんでもしっかりとつけてもらいたい、と考えます。日本の未来のためにも。

選挙で自身が訴えていたように、三反園さんには、伊藤知事に欠けていた県民目線を絶対忘れないでほしい。できれば弱い立場の人たちに、目配り、気配りをお願いしたいものです。

まずは、おめでとう、三反園さん。良かったです。