まこさん、ヤマケイさん、ありがとうございます。両親も喜ぶと思います。
11日は熊本市に行き、熊本駅前の交通事情を「視察」してきました。
下の写真は、近くの高層ホテル・東横インから見下ろした駅前です。真ん中のしゃもじみたいな白い屋根は、左側の駅舎から電停に伸びた大屋根です。駅から雨に濡れずに誘われるように電停に行くことができます。その上の長い歩道橋は、駅と右側のビルを電車通りを越えて結んでいます。
下の写真は、駅側から見た電停です。屋根のラインと柱がしゃれています。
下の写真は、電停に停車中の市電と、乗り込む客です。この電車は古いタイプ。床が板張りのレトロな車両もあります。こんな車両こそが真のレトロ電車でしょう。
下の写真は、電停に張り付いている交通局職員。毎日誰かが立っていて、案内をしたり、さまざまな質問に答えたりしているそうです。この時も男性客が「交通センターへ行きたいが」と質問。この職員は「辛島町で降りてください」とテキパキと答えていた。「最近電気仕掛けの案内板ができましたが、英語表記が出たり日本語表記が出たりクルクル画面が変わり、お年寄りはわからないのでは」と職員。そうそう、機械よりやっぱり人間だと痛感する。
下の写真は、駅前から電車通り向かいのビルへ伸びる歩道橋の上り口。階段のほか、エスカレーター、エレベーター(左奥)もありました。
下の写真は、歩道橋の上。ゆったりとしていて、歩くのが楽しくなりました。
下の写真は、歩道橋から見下ろした電停。低床連結市電が発車しました。このタイプの電車には、中ほどに案内係の若い女性が乗っています。
駅前にはボランティアの「旅先案内人おてもやん」が立ち、観光客に声をかけていました(下の写真の左の女性)。案内人は100人くらい登録していて、そろいのジャンパーを着て日曜・祝日の午前9時から午後3時まで駅の表と裏に2時間交代で立つそうです。小学生から高齢者までの男女が登録しているとのこと。
下の写真は、駅前のバス案内板。路線図が入り、わかりやすい。
熊本市電はA路線(健軍町~熊本駅前・田崎橋)とB路線(健軍町~上熊本駅前)の2路線があり、赤と青に色別してある上に、各電停に通し番号が付けてあります。下の写真は16番の新水前寺駅前電停。
熊本市電に乗り感心したのは、前と後ろにある両替機の両方を使えることでした。利用者の便利を考えたサービスの一つでしょう。確か鹿児島市電は、降り口、つまり運転士のいる前方の両替機しか使えません。
電停の職員、電車内の案内係、旅先案内人に見られるように、「人力」を活用していることも、鹿児島は学んでいいのではないでしょうか。
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yy
ヤマケイ
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