3日付南日本新聞「ひろば」欄に私の投稿が掲載されました。下に転載します。よかったらお読みください。
題名「鹿児島市と県 連携の悪さ痛感」
鹿児島市が1日明らかにしたサッカー等スタジアム構想を知って驚いた。ドルフィンポート跡地で県が進める新総合体育館構想の、大幅な見直しを求めていたからだ。市と県の連携の悪さを痛感した。
それによると、同体育館の向きを90度回転してもらって、生まれたスペースに同スタジアムをはめ込む。つまり、臨港道路沿いに2つの巨大な施設が並列することになる。
同跡地は高くて幅の広い建物で埋め尽くされ、道路側から見た桜島の景観は台無しとなる。この無神経さにも首をひねった。
市と県両者の連携の悪さは、これまで他にも見られる。例えば、県外客がよく利用するJR鹿児島中央駅東口のバス乗り場案内板。市と県が作った2通りの案内板が横に並んでいる。どっちを見ればいいものか、客は戸惑うのではないだろうか。
この際両者には、じっくりと時間をかけて、腹を割った話し合いを願いたい。
ドルフィンポート跡地。市の構想通りにコトが進むと、この空間は2つの巨大な建物で埋め尽くされる。
今はマイアミ通りから見えている桜島も、サッカー等スタジアムのせいで見えなくなる。
鹿児島中央駅東口のバス乗り場案内板。左が県が、右は市が作った。
左の案内板。
右の案内板。