hanahanaー1016さん、ありがとうございます。
このところ気になる鹿児島弁が2つあります。鹿児島銀行の「よかど鹿児島」と、南日本新聞の「きばっど鹿児島」です。
金生町の鹿児島銀行本店
6日付南日本新聞1面
前者は、同行本店にオープンしたレストラン・物販店街の愛称。後者は、新型コロナウイルス禍で沈みがちな鹿児島を元気づける記事に付ける共通タイトルです。それほどひどく気になるわけではないのですが、何となくひっかかるのです。
いわば自社テナントを「よかど(良いよ!)」と自画自賛する図々しさや、むしろあまり頑張らない方がいい自粛事態に「きばっど(がんばろう!)」と呼びかける無神経さが耳や目に障るのです。同紙は、辛抱しましょう、こらえましょう、という意味で使っているのかもしれませんが。
4年前に大震災に見舞われた熊本で、再起・再興をめざして使われる「がまだせ! 熊本」とは、ちょっとわけが違うのではないでしょうか。
バス車内で大音声が流れる「よかどは、よかど!」の広告などは、聞くと腹が立ってくるほどです。
金生町。鹿児島銀行本店(右)と歩道アーケード。間に雨や灰が降り込むすき間があるのに、「よかど」といえるのか?
6日付南日本新聞によると、4月からの市営バス一部路線の民間移譲で使われなくなった市営バス56台が、入札まで車庫などに留め置かれているそうです。浜町車庫を見に行きました。
浜町の車庫には、うち46台が。低床バスも含まれる。どこに売られていくのか