鹿児島中央駅東口の電車通りをまたぎ架設された歩行者用デッキ。仕上げ工事が9月に完成すると、南国センタービル前歩道から、ライカ19・20とアミュプラザ・プレミアム館2階を経て、中央駅まで車に脅かされずに歩いて行けることになります。
鹿児島中央ターミナルビル前歩道からデッキを見る。奥のビルはライカ19・20。
南国センタービル側から中央駅へ向かう人、あるいはその逆の人にとっては確かに便利になりそうです。電車通りを渡る横断歩道の信号の待ち時間が長いからです。
ただ、このルートを多くの人に知ってもらい使ってもらうには、両端(南国センタービル前歩道、アミュプラザ・プレミアム館2階駅側入り口)と途中の道しるべの充実が欠かせません。
一方、キャンセビルや鹿児島中央ターミナルビル(空港・高速バス乗り場)から駅前電停や東口バスターミナルへ向かう人、あるいはその逆の人にとって、このデッキは無縁です。使おうとすると大変遠回りになるからです。
今後、東口の人の流れは分断されそうです。
東口タクシー乗り場近くと既設のデッキ(ライカ19・20とアミュプラザ・プレミアム館を連結)をつなぐ階段とエレベーター(奥の方)。
既設デッキ下の横断歩道。デッキがあっても利用する人は多い。平面を移動した方が便利だからだろう。
信号がない横断歩道。できれば警備員が常駐してほしい。
熊本駅白川口の電車通りを渡るデッキ。階段とエスカレーターとエレベーターを備える。中央駅東口の新設デッキの南国センタービル前歩道にもこのような設備が付く予定。